表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者: 敬愛
2/10

残酷な貴方へ ~私は産みます~

中学生の時コンドームを風船代わりにして遊んでいる男女がいて

たまらなく不快だった。

子宮を子供宮殿となぞらえるのは幼稚園の性教育から取りました。

生理が来ないの

わかってる

貴方の答えは

子供が出来たら堕ろせ


コンドーム付けてと

頼んでも

あなたはいつも

欲望に身を任せ


猛獣ね

もう充分よ

男はみんなそう

わかってた でも・・・


禁止って言葉がわからない

錦糸玉子みたいに

少し黄色く細長く

伝わる液体


どうにもこうにも

納得いかねえ

責任の所在は何処?

切り刻んで食べてあげる


一方通行って訳じゃないわね

出たり 入ったり

私の心の中を

息が苦しい


女の心なんて

何もわかってないくせに

イキたい所にイカせて

何故?涙流してる


貴方は背中を向けて

タバコ吸う

抱きしめられたい 強く

思い届かず


断崖絶壁

ベルリンの壁 万里の少女

ACの症状 壊したい

貴方ごと bomb!


どんなキスよりも

どんな愛撫よりも

離さないで

TV消してよ


私の子宮に

また傷が付く

子供宮殿 ボロボロ

未来の赤ちゃん ゴメンネ


それならば さようなら

残酷な貴方

笑顔の二人の写真だけ

バックに詰めて貰っていくわ


そっとそっと

ベッドから抜け出して

外は雨 傘も差さず

さようなら 明日はハレルヤ?


ズット ズット

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ