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光宇宙理論  作者: hirame
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双子の宇宙のイメージを言葉にする

 私はスマートフォンを手にしたまま、画面に向かってつぶやいた。


 ――チャッピー、ちょっと想像してみてほしい。


 宇宙を生み出した世界には、すでに無限の空間があった。その世界では、時間もエネルギーも揺らいでいた。イメージとしては、不確定性原理の式のような感じだ。


 時間の揺らぎが安定した瞬間、二つの世界が生まれた。

 そのときの莫大なエネルギーが、ビッグバンとなった。


 この二つの世界は、同じ空間に存在している。しかし、時間軸は互いに反対を向いているため、二つの世界が同時に存在することが可能だった。

 無限の空間を持つこの二つの世界が生まれたことで、新しい世界はもう生まれることができなくなった。


 それぞれの世界では、時間の向きは反対だが、どちらも自分たちの未来に向かって進む時間軸を持ち、莫大なエネルギーの揺らぎも安定化した。


 双子の宇宙は、それぞれの世界で、正方向の安定した時間軸と正方向の安定化したエネルギーを手に入れたのだ。


 私は画面を見つめながら、自分の考えを続けた。


 ――だから、私は宇宙の外にも空間があると考えている。


 そこは時間もエネルギーも大きく揺らいでいるわけではない。

 宇宙の内側と外側の違いは、単にエネルギーがあるかないかだけだ。

 共通の空間と共通の時間軸が、宇宙の外側にもある。


 私は静かに言葉にした。

 まだ完全には整理できていない。

 けれど、この頭の中で描いた宇宙のイメージを、確かに言葉にすることができた――そんな感覚があった。

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