表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君と夏の終わり

作者: パメラ

舞「それじゃまた明日ね。明日で夏休みの宿題終わらせないと遊園地行けなくなっちゃうよ?」

晴翔「わかったよ。いっつもうるせーんだから舞は」

舞「晴翔がちゃんとやらないのが悪いんでしょ!いつもいつも8月31日に泣きついて来るんだから!!」

晴翔「はいはい、わかりましたよ〜〜」

舞「絶対わかってない!はぁ……それじゃね。ちょっとは1人でも進めててよ?」

晴翔「お〜じゃあな〜」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日


舞「晴翔〜〜起きてる〜?」

晴翔母「あれ?舞ちゃん、どうしたの。晴翔ならもう遊びに行ったわよ?」

舞「え〜〜⁉︎今日で夏休みの宿題終わらせるって約束したのに……」

晴翔母「あの子、宿題は終わらせたってやっぱり嘘だってのね…… ごめんなさいね」

舞「あ、ううん。私、晴翔探してきます!」




晴翔「♪〜♪〜♪〜」

舞「晴翔!見つけた!!」

晴翔「♪〜♪〜♪〜 ん?げっ‼️舞⁉️」

舞「『げっ』って事は1人で終わらせた訳じゃないのね?」

晴翔「あ〜いや。なあ?」

舞「『なあ』じゃない‼️どうするのよ!このままじゃ明日行けないじゃない!」

晴翔「や、遊園地なんて待ってるの長いし、それに元々お前ん家の事なんだから俺が行かなくても良いじゃん」

舞「ん〜〜!晴翔の馬鹿!!もう知らない‼️」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



さらに翌日


舞母「舞、調子悪いの?」

舞「ううん。そんな事ないよ」(なんか楽しくない)

舞母「ならいいけど。調子が悪くなったらちゃんと言いなさいよ」

舞「うん」(晴翔のバカ)

舞母「晴くん、来れなくて残念だったわね」

舞「しらないよ、あんな奴……」(晴翔……)

舞母「あらあら」


舞(私と遊ぶの嫌になったのかな……)

舞(嫌だよ、晴翔)



夜帰って来た時に


舞母「舞、コレ、お土産晴くんの家に持って行ってちょうだい」

舞「え…… はーい」


晴翔母「は〜い。 あら、舞ちゃん」

舞「こんばんは。コレお土産です」

晴翔母「まぁ、ありがとう。それとごめんなさい、晴翔行けなくて」

舞「あ、いえ、そんな」

晴翔「んあ?舞来てるのか?助けてくれ!宿題が終わらね〜‼︎」

晴翔母「晴翔!貴方が悪いんでしょう?それに昨日は終わったって嘘までついて!全部終わるまで遊びには行かせません。オヤツも抜きです!」

晴翔「うげぇ⁉︎そんなぁ……」

舞「晴翔の自業自得。ちゃんとやらないからよ」

晴翔「舞!頼む助けてくれ!」

舞「はぁ…… 今日は疲れたからまた明日ね。今度こそ1人でも進めててよ」

晴翔「おお!サンキューな!舞」

舞「それじゃ今日は失礼しますね。おやすみなさい」

晴翔母「ありがとうね。それと晴翔の事お願いね」

舞「はい、それじゃまた」

晴翔「おう!また明日な〜」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ