君と夏の終わり
舞「それじゃまた明日ね。明日で夏休みの宿題終わらせないと遊園地行けなくなっちゃうよ?」
晴翔「わかったよ。いっつもうるせーんだから舞は」
舞「晴翔がちゃんとやらないのが悪いんでしょ!いつもいつも8月31日に泣きついて来るんだから!!」
晴翔「はいはい、わかりましたよ〜〜」
舞「絶対わかってない!はぁ……それじゃね。ちょっとは1人でも進めててよ?」
晴翔「お〜じゃあな〜」
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翌日
舞「晴翔〜〜起きてる〜?」
晴翔母「あれ?舞ちゃん、どうしたの。晴翔ならもう遊びに行ったわよ?」
舞「え〜〜⁉︎今日で夏休みの宿題終わらせるって約束したのに……」
晴翔母「あの子、宿題は終わらせたってやっぱり嘘だってのね…… ごめんなさいね」
舞「あ、ううん。私、晴翔探してきます!」
晴翔「♪〜♪〜♪〜」
舞「晴翔!見つけた!!」
晴翔「♪〜♪〜♪〜 ん?げっ‼️舞⁉️」
舞「『げっ』って事は1人で終わらせた訳じゃないのね?」
晴翔「あ〜いや。なあ?」
舞「『なあ』じゃない‼️どうするのよ!このままじゃ明日行けないじゃない!」
晴翔「や、遊園地なんて待ってるの長いし、それに元々お前ん家の事なんだから俺が行かなくても良いじゃん」
舞「ん〜〜!晴翔の馬鹿!!もう知らない‼️」
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さらに翌日
舞母「舞、調子悪いの?」
舞「ううん。そんな事ないよ」(なんか楽しくない)
舞母「ならいいけど。調子が悪くなったらちゃんと言いなさいよ」
舞「うん」(晴翔のバカ)
舞母「晴くん、来れなくて残念だったわね」
舞「しらないよ、あんな奴……」(晴翔……)
舞母「あらあら」
舞(私と遊ぶの嫌になったのかな……)
舞(嫌だよ、晴翔)
夜帰って来た時に
舞母「舞、コレ、お土産晴くんの家に持って行ってちょうだい」
舞「え…… はーい」
晴翔母「は〜い。 あら、舞ちゃん」
舞「こんばんは。コレお土産です」
晴翔母「まぁ、ありがとう。それとごめんなさい、晴翔行けなくて」
舞「あ、いえ、そんな」
晴翔「んあ?舞来てるのか?助けてくれ!宿題が終わらね〜‼︎」
晴翔母「晴翔!貴方が悪いんでしょう?それに昨日は終わったって嘘までついて!全部終わるまで遊びには行かせません。オヤツも抜きです!」
晴翔「うげぇ⁉︎そんなぁ……」
舞「晴翔の自業自得。ちゃんとやらないからよ」
晴翔「舞!頼む助けてくれ!」
舞「はぁ…… 今日は疲れたからまた明日ね。今度こそ1人でも進めててよ」
晴翔「おお!サンキューな!舞」
舞「それじゃ今日は失礼しますね。おやすみなさい」
晴翔母「ありがとうね。それと晴翔の事お願いね」
舞「はい、それじゃまた」
晴翔「おう!また明日な〜」