あとがき
【あとがき】
やばい。1年半もかかってしまった。いろいろと身辺に事件が多かったのですが、その1つは執筆用スタンドアロンのPCさまが逝っちゃったこと。新しいPCはすぐに手配できたのですが、地名人名の登録が手間。絶対使わないだろという方から順に出てくる。やはり辞書は作っておくべきですね。
さて。お約束の戦闘シーンましましはできたつもりです。第1部で丁寧(笑)に改変しましたので、第2部の進行に支障はありません。ただ思ったより大部となったので、これまでの筋を読み返すだけで2日はかかる。さらに、第1部の節名が地名でも部隊名でもなかったので、どこに何を書いたかが、全部読み直さないとわからない。そんなこんなで、原稿に入るまでが長かった。
大部と書きましたが、毎回毎回半分ほどに削っています。各章のプロットと各節のテーマは決まっています。それを煩悩の趣くままに書くとだいたい八千字ぐらい。二千字はいらないので捨て、二千字は次節に回す。残った四千字を推敲し、前回までと繋げていると五千字強となって出来上がりです。
で、次節次節へと回して遂に余ったのが五万字ぐらいになりました(爆)。第3部で使えるのは一万字もないでしょうに。
【次回】
続きの第3部は、占領下日本の記述が半分以上を占めそうです。江藤氏の著作を読むとムラムラしますので。それでタイトルですが、SR占領戦記やSR敗戦記はやはりおかしいので、SR満州戦記3「占領戦記」かSR満州戦記3「日本占領」とサブタイトルをつけるかな。
第2部では米ソ対決が早く起こり、かつソ連は満州で火事泥できませんでした。史実で朝鮮戦争は一九五〇年勃発でしたが、第3部ではもっと早くなりそうです。満州で起きるのが筋というものですが、その他の場所でもいい。複数起こしてもいいかな。
ええと、序章が八月、第一章が昭和二〇年、二章が二一、三章が二二、四章が二三、五章が二四となりますから、なんだ、やはり昭和二五年勃発か。
【題名頭の英文字】
すでにお気づきかと思いますが、頭の英文字二字は歴史の流れを表しています。すなわち、「LN東條戦記」と「LS兵隊戦史」は同じLの流れの中でNとSと近い。「SR満州戦記」は遠い流れとなります。もともとは歴史改変ゲームの制作を企図していて、そのゲーム中で各々の遠近や上流下流を表すコードでした。