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SR満州戦記2  作者: 異不丸
参考文献など
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参考資料など


【今回の参考文献】

江藤淳氏の著作です。

挿絵(By みてみん)


最初は図書館で借りてきたのですが、往復の電車賃を考えると、買った方が安いんですね。田舎住まいなもので。

挿絵(By みてみん)


『忘れたことと忘れさせられたこと』には、スリルとサスペンス、それにワンダーがあります。作者が意図して構成している訳ではないのでしょうが、GHQが明確な意思の下に作戦を遂行しているので、単に時系列に並べても、こういう結果となるのですね。



【史料批判】

前にも書いたかもしれませんが、ある時、歴史本のほとんどが偏向していることに気づきました。著者がその方面の人だと明らかな場合は、こちらも留意して読んでいます。しかし、そうでない、中立公正とされている人の著作でもあるんですね。

そのような人は、あからさまな内容の偏向、単語のすり替えなどは行いません。対象の年月の範囲を狭めたり、ある事件を取り上げなかったりするのです。小説家がよくやる手法なのですが、意外と効果覿面なものです。

大人の世界は汚い(笑)ので、若いうちに深入りするものではありません。



【DVD:洋画】

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


昨年アマプラに入りましたが、時間と体力が要るのでなかなか視れるものではありません。



【地図】

ヤフーやグーグルで世界の航空写真が見れて便利になりました。が。

ある時、中国人の留学生と話していてどこから来たんだと聞いたのですが、聞き取れない。書いてくれといったら『沈阳』で読めない。「沈む日」らしいのはわかったがまさか洛陽ではないだろう。『へん』をしばらく考えて「瀋陽」が浮かんだ。奉天かと言ったら、先生よく知ってますねと来た。それほど簡体字はわかりにくい。元の漢字が浮かばない。つまり、ヤフーやグーグルの地図を見る時には、手元に歴史地図帳が欠かせないのです。

それでなくても、地名は時代とともに変わるものです。日本だって平成の大合併で消えた地名は多い。ソ連や中共はイデオロギーで変更した。さらに、昔の地名(や建物)を数キロ、数十キロ移動させることもやっている。古地図が欲しいけど、高すぎて手が出ない。ネットでその手のホームページを検索するしかない。

そんな時に出会ったのが、米国陸軍謹製の地図。戦後すぐのものらしい(一部の地名は変わっています)。これは凄い! さすがアメリカです!

h ttps://maps.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/



【善玉悪玉】

このところ、海軍善玉批判をよく見受けます。しかし、戦争は善悪でやるものではないので、政治抜きなら、陸海の戦略・作戦を批判してほしいものです。

歴史趣味の米国人と話す機会がありました。その人は五十六ファンらしいのですが、帝国海軍の作戦批判としてガダルカナルを真っ先に上げてきました。さすがですね。

ミッドウェイで勝つよりガダルカナルで勝った方が、大日本帝国の優位は長続きする筈です。(作者はミッドウェイもガダルカナルも不要と考えています。為念)



【陰謀論】

歴史を論じるにあたり、陰謀論はIFと同じくらい禁物とされています。陰謀論は英語で「conspiracy theory」です。一方、極東国際軍事裁判の訴因1は「conspiracy to wage war of aggression」です。陰謀は謀議と同意なんですね。日本はサンフランシスコ条約で『大東亜戦争は陰謀による侵略戦争』という裁判の結論を受け入れておりますから、陰謀論を禁忌としてはいけない。そういう三段論法(笑)を作者は主唱します。

でありますから、コミンテルン陰謀論はもっと論じられていい。ルーズベルトさん一人の陰謀より、共産主義インターナショナルという国際組織の謀議の方が真実味があります。日露戦争の勝因の一つに明石大佐の謀略は欠かせないというのに(泣)。






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