由希波の憂鬱
シリアス系…?になりました。またもや短いです。ごめんなさい。学校の読み方は、ここに載せますね。
「遠海南邸学園」 です!
誤字・脱字があった場合は、指摘してくださると助かります。
「ちぃ達、元気にしてるかな…?」
わたしは満天の星々を見上げながらそっと呟いた。引っ越してから半月ほど経ったが、今の生活に馴染んだなんて嘘は、言えない。
「ちぃ、たぶん戸惑ってるよね…。」
親友なのに、何の相談もしなかったから…。
「架璃菜…寂しがってるよね?」
一番最初に、友達になったのは、架璃菜だった。何故か気になったのだ。それ以外の理由なく声を掛けたら、友達になれた。
「真珠子…どう思ってるんだろ?裏切られたとかって思ってないはず…真珠子はおっとりしてるから…。」
真珠子は天袮美浜学園理事長の孫娘だけど、あんまり気にしていなさそうだし…。
…わたしが今通ってる学校?それはね、「遠海南邸学園」っていうところだよ。…あんまり楽しくないけどね。
「明日も学校か…嫌だなぁ…。」
わたしは、はぁっと溜息をついた。…前は…天袮美浜学園に通っていた時は、学校に行くのが楽しみだったのにな…。今は、ちっとも楽しくないや。…何でかなぁ…。
わたしはそんなことを考えながら、その日は眠った。
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<次の日>
「ママ。おはよう。」
わたしは、朝起きるて顔を洗ってすぐに、ママのところに行った。声を掛けると、ママがぱっと振り返って、
「あら。由希波。今日は早いのね。いいことだと思うわ。これからも続けて頂戴ね。」
と言った。
…分かってるもん。そう言いかけて、口を噤む。だって、文句言ってもどうにもならないから。まぁ、朝ご飯たーべよ!
「いっただっきま〜す!」
パクッ!ん〜!!美味しいっ!
「ママ、美味しいね、これっ!」
キッチンに立っているママに向かってそう叫ぶと、
「そう?ありがとう、由希波。でも、そんなに勢いよく振り向かなくてもいいのよ?」
と諭された。
「はーい。ごめんなさい、ママ。」
返事をしてから謝ると、ママは柔らかく微笑んだ。…うわぁ。ママの慈愛の微笑みだよ…。綺麗〜。思わず見惚れていると、
「なにやってるの?早く食べちゃいなさい。そろそろ、学校に遅刻するんじゃないの?」
と言ってきた。…遅刻?慌てて時計を確認すると、既にして7時半。学校が始まるのは8時15分で、所要時間は40分_______。私は、サーっと蒼褪めた。…もしかして私、遅刻しちゃう!?
そのことに思い至って、私は慌てて立ち上がった。だって…何の準備もしてないんだもん!!!!
「髪括らなきゃ…でも、今日は諦める!」
私はいつも使っているゴムを手首に付けた。学校で括ろうと思って。で、大急ぎで制服に着替えて…
「行ってきます!」
家を飛び出した。これが私の、非日常。
…こちらは書くことがないですね…。
拙い作品ですが、これからも宜しくお願いします。