1/1
異世界とかありえねぇ…
暗い部屋に1人、パソコンのキーボードの音を鳴り響かせている俺の名は神崎奏。日本に生まれた高校男児だが、今は長期的な休み、世間一般に言われる引きこもりとなっている。
俺はいつも通り部屋に引きこもりパソコンの画面と睨めっこをしているとあるサイトに目が止まった、そのサイトの名前は
『転生する方法教えます』
「転生?そんなものあるわけねぇだろ…」
サイトを開きそんな事を呟いた。その瞬間何者かの声が部屋に響いた。
「ある訳ない?それじゃあ、経験させてあげるよ!」
俺は叫んだ
「なんなんだ?てかお前は誰だ!」
「僕?僕はソラ。宜しくね!」
そんなやり取りをしていると部屋が瞬く間に白い光に包み込まれ気がついたら…
俺は見知らぬ街に、転生していた。