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短文集  作者: 佐伯加賀夫
10/13

010話

※注意事項


本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。



真冬のフィンランド。白い息。凍る指。兵士がライフルを握る。遠く、戦車のエンジン音。雪の上に足跡が続く。やがて、吹雪がすべてを消す。進んだ者も、倒れた者も。



夜の港。波止場に係留された小さな艦。かつて海を駆けたその艦は、今、静かに揺れている。舷側の傷が、過ぎ去った嵐を物語る。遠くで花火が上がる。戦争を知らない時代の光が、船体を照らす。



灰色の雲が街を覆う。一機の偵察機が低く飛ぶ。窓ガラスに映る瓦礫の街。プロペラの音だけが、世界にまだ息があることを告げる。機体が影を落とすその下、何も答える者はいない。



ここはこうした方がいいなどのアドバイス、誤字脱字があればぜひ感想欄に。

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