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01-08:私だけが唯一無二


「はい、つーかまーえた」


 ───時を遡り、真宵が投身自殺を図ったその夜。


 その声を聴いて硬直した真宵の身体は、背後から現れた誰かに捕まって、そのまま上に持ち上げられた。

 自殺を止められた真宵は、ブスッとした顔で後ろを振り向き、己の失敗を煽るように、ニコニコと可愛らしく微笑む茶髪の少女───日葵を睨みつける。


 そして、諦めの表情を浮かべてから溜息を吐いた。


「……よく此処がわかったね」

「私の真宵ちゃんセンサーを舐めないで欲しいなぁ」

「鳥肌が凄い。これが恐怖か」

「そんな酷いこと言わないで???」


 打ち捨てられた総合電波塔の上、破片が飛び散った展望台の外縁部に、少女たちの場違いな声が響く。

 塔の側面を駆け登ってやってきた日葵は、落ちようと真宵が画策した瞬間に無音で近付き、至近距離から阻止に成功する程の隠密性を有していた。

 全て、真宵の自殺対策の為に鍛えた技である。


「まったく、脅威にも程がある……勘弁してくれよ」

「私のセリフなんだよね、それ」


 日葵は、その名前の通りの明るい笑顔を浮かべて、定期的に自殺を試みる親友を抱き締める。

 生きている事を実感するように。させるように。


「今、血で汚れてるんだけど?」

「気にしないよ。前世で慣れてるからね」

「ははっ、ナイスジョーク」

「ほとんど真宵ちゃんのせいだと思うけどな〜!!」

「日葵ちゃんの気の所為だよ」


 真宵を抱いた日葵は、そのまま身体を持ち上げて、横向きに───俗に言うお姫様抱っこで支える。

 抱き上げられた真宵は、なすがままに動かない。

 地上で壊れているエレベーターは使わず、日葵は階段を一つ一つ、ゆっくりと降りていく。


 真宵の服に染み付いた、乾いた血で汚れながら。


「あとで右腕、治療しようね」

「別に気にしなくてもいいのに。ちょ〜っと油断して斬られただけさ」

「問題大有りなんだよね、それ」


 琴晴日葵───かつて勇者だった少女は、二度目の人生を手に入れた。世界が滅びるその時まで、互いに殺しあった魔王と共に、新しい生活を謳歌している。

 好きになってしまった宿敵と共に生きている。

 それがどれだけ間違いでも、構わないと思ってしまうほど、日葵は真宵を愛している。


 世界を救うよりも、壊された友を優先するぐらい、真宵のことを好きになっていた。


「そういえば聖剣見つかったの?」

「あー……うん。今探してるよ」

「さては忘れてたなキミ。旅の相棒を……」

「半分は真宵ちゃんのせいだよ!?」


 会話の内容も、居る場所も場違いには程があるが、二人は楽しそうに会話を重ねる。

 前世から続く歪な関係。

 少女たちを取り囲む世界は、いつか二人を引き離すことは目に見えてわかっている。

 だから、それまでは。それまでは、一緒にいたい。

 無意識なその想いは、少女二人を縛り付ける。


「大好きだよ真宵ちゃん。だから死なないで?」

「……ボクはキミのこと、嫌いだなぁ」

「えー、なんでよ。こんなにお世話してるのに」

「魔王たるボクが率先して身支度をするとでも?」

「わぁ、なんて説得力の高さ」


 愛を伝える日葵に対して、ドライに対応する真宵。いつも通りな二人のコミユニケーション。

 それは、真宵が体力の消耗により、疲れて眠ってしまうまで続いた。街灯の明かりに照らされた住宅街を歩きながら、日葵は呟く。


 腕の中で眠る真宵を、愛しい者を眺めながら。


「死なせないよ───私以外の手では、ね」


 前世で交わした約束は、転生して今でも有効だ。


 誓いを胸に、少女たちはイバラの道を歩んでいく。


 その苦難の先に、なにがあろうとも────…






◆◇◆◇◆






 ちゅんちゅんちゅん。可愛らしい小鳥たちの囀りを目覚ましに、私は夢から現実に戻ってくる。

 そして、何の気なしに視線を下に向けて───

 この世で最も大好きな人の寝顔を堪能する。

 正面から私に抱き着き、胸の中で寝息を立てる真宵ちゃんを起こさぬよう、静かに頭を撫でてあげる。


 ……あ、どうも。元勇者の琴晴日葵です。


 世界を救おうと必死になったら、最終的に滅ぶのを止められなかった勇者です。マジでごめん世界。

 でも、世界より優先すべき人に出会ったから……

 仕方ないね。許してください。


 あの日、私たちは死んだ。互いに死を願いあって、永遠にも思えた人生に終止符を打った。

 二つの世界が滅びに向かう、災禍の中で。

 そして、全てが終わった後に……勇者時代の記憶を引き継いで、新しい『私』に生まれ変わった。


 中身はすごいお年のおばあちゃん! それが私!!!


 まぁ、生きた年数の半分は虚無ってたけどね。公式文書とか歴史書にも乗ってない、私たち二人だけの孤独な旅路。人の寿命を超えた年月を、彼女と生きた。

 ……いや、あの旅を虚無なんて称するのはダメだ。それは真宵ちゃんに対しての侮辱となる。私より倍の時間を彼処で生きた彼女を痛めつけたくない。

 この子の味方は今、私しかいないのだから。


 でも、自殺幇助だけはしない。その一点だけは徹底させてもらう。忠実通り敵対するぞ!

 私だけが唯一、真宵ちゃんを止められるのだから。

 この子の前世の友人や部下は、話を聞く限り絶対に自殺を止めたりはしない、と私は推測する。というか宴会芸みたいなノリで王の首が飛んでく様を見て笑う集団とか、ヤバすぎて引いた。さすが魔王軍。

 ……トップが自殺万歳とか、普通に怖くない?


 だから私は積極的に止めようと動くんだけども。


「ん……んぅ……」


 温もりに包まれたまま、小さく身動ぎする、愛しの魔王様。私の生存欲求を知る、唯一の親友。

 死を願うあまり壊れてしまった、可哀想な女の子。

 幻覚を見る度に布団に潜り込んで来るけど、本人は頑なに色々と否定してくる。そういう所も好き。

 転生した先でも、こうして会えたのは運命だろう。

 ……いや、神様が大っ嫌いな真宵ちゃんに運命って言葉は禁句だった。


 じゃあなんて表現すれば……いや別に運命でも良くないかな? いいよね? いいな。よし。


 再会した場所は、魔都の片隅にあった孤児院。

 もうその時には掃除屋として『方舟』に属していた真宵ちゃんに、私は守ってもらってばかりだ。今も、勇者リエラという正体がバレないように、この子はあの手この手を使って対処している。

 それこそ、私も分からない数の偽証によって。


 不甲斐なさを感じると同時に、初めて守ってもらうという感覚と構図に喜びを感じてるのも事実。

 でも、それじゃあダメなんだ。

 私たちは対等。エーテル世界を滅ぼした二大巨頭。

 同じ罪を背負う者として、私も真宵ちゃんを、魔王カーラを守らなければいけない。


 まだ、その時は来てないけど……その時は、必ず。


「私が、貴女を……」

「んにゅ……んむ………ひまちゃ………」

「かわよ」


 思考が一気に飛んだ。やっぱり魔王はすげぇや。

 

 勇者完敗。私の真宵ちゃんが超が付くほど可愛い。食べちゃいたいぐらい可愛い。

 私の今世の名前を呼んでくれるとか、百億点満点。

 あー、猫耳つけてにゃんにゃん言わせたい。

 身も心も蕩かしてもっともっと依存させたい。

 従わせて、甘やかして、ずっとずっと───

 あぁ〜! 欲求が、真宵ちゃんに対する邪で正直な欲求が止まらないぃ〜!!!

 ……寝てる時は無防備だから、バレずにイけるか?

 耳ぐらい……いや……うーん……いけるか?


 いくか。いこう。いただきまーす。


「あむ」

「んぅ? ……ぅ……すぅ……」

「……よし」


 起きません。つまりそういうことですね???


 真宵ちゃんが悪いんだからね! 夜更かしばっかして私のベッドに潜り込んで来るのが悪いんだ!

 無自覚な時の方が多いけど! 可愛いなぁ、もう!

 寝坊助さんはもっと味わってやるぜ!!


 今日も学校だけど、そんなの関係ねぇ!!!


 私は勇者リエラ! 魔王を征服支配することに、何の間違いもありゃしません!!

 さぁ、早速胸元のボタンを外してあげ……あっ。


「………」

「………」

「………」

「……お、おはよう…」

「……ぅん、おあよ………うん」


 寝ぼけ眼の真宵ちゃんと、目と目が合う───♪


「しんで?」

「許して♡」


 瞬間、私の死が確定した。舌っ足らず可愛いかよ。えっ待ってこれが遺言とかヤダヤダやだ───


 マジで顔面に影刺してくるじゃん。ごめんって。






◆◇◆◇◆






 朝から酷い目にあった。これが勇者か。なるほど。

 ……それはそれとして。


「昨日のボク何やってんだ……」

「私が知るわけないじゃん」

「それはそう。肯定以外の選択肢がない」


 幻覚に唸らされていたとはいえ、そのままベッドに同衾する阿呆がいるか。居たわここに。

 全く、もう少し考えてから行動すれば良かった。

 日葵を甘く見てたな。気を付けよう。


 ……これ、毎回言ってる気がする。学習しろボク。


「……なんか、昨日はすっごい遅かったみたいだね? ヤバめのトラブルでもあったの?」

「オルゲンの研究所を襲った敵組織の残党処理」

「……あぁ、あの蠍」

「嫌い?」

「まぁ。好きではないかな」


 そこまで勇者に嫌われるとか、アイツ何したの?

 ……いや、幹部全員やべーことしてたから、日葵に嫌われるのは当たり前だったわ。

 一人最低三つは国落とさせてたからな。

 ボク、なんで日葵にこんなに好かれてんの???


「ん? どったの?」

「……ううん。なんでもない」

「そうなの?」


 勘が鋭い。やっぱり油断ならないなコイツ。色々と疑問に思うことはあれ、取り敢えず今は準備だ。

 今日も学院に登校しなきゃいけないんだから。

 明日が土曜日だから、たった24時間の辛抱……


 今日こそ早く寝るぞ!!


 そう元気よく意気込んでいると、朝飯を作り始めた日葵が何かを尋ねてきた。

 なに、早く作ってよ。余裕は……二時間もあるな。


「朝ご飯何がいい?」

「健康的で文化的な日本人の朝食」

「抽象的ぃ」


 日本食とか、前世エーテル人には難しい話だよね。

 ……あぁ、“エーテル”って言うのは前世ボクたちが生きてた異世界の名前ね。なんでこんな安直な名前してんのかは知らん。

 名付けの理由は天界が近くにあるからだっけ……

 わっかんねぇや。


「こうか? いや、こう……? ん???」


 四苦八苦しながらも真剣な顔で卵焼きを作り始めた日葵ちゃんを横目に、ボクはテレビを付ける。

 ……今日の天気も晴れか。最近はずっと快晴だ。

 うーん、雨雲とかは全部、アメリカ新大陸の浮雲にでも吸われてんのかね?


 くだらない疑問符を浮かべていると、新しく入ってきたニュースが視界に映る。

 なになに……?


 ───本日未明、アルカナ政府の最高意思決定機関である『円卓会』の櫛原氏の行方が分からなくなりました。現在、警察が捜査中とのことで……


 櫛原って……あぁ、昨日死んだ汚職政治家か。

 ま、気にすることでもないや。彼が『方舟』に手を出した馬鹿であること以外、分からないだろうし。

 ボクたち“黒彼岸”が動いた証拠はない。ふふふ。


 余裕綽々の笑みで、日葵が淹れたコーヒーを飲む。手っ取り早く眠気を覚ますにはこれが一番だ。

 うん、うま……美味い。魔王に嫌いはないんだよ。

 でも砂糖あと十個ぐらい欲しいな。


 次のニュースは……へぇ、皇室の……ふーん。


「できた! どうよ真宵ちゃん!!」

「どれどれ……あむっ。うん、甘いね」

「……うん、甘すぎるね」

「「ま、いっか」」


 ぶっちゃけ、焦げてなければ卵焼きは良いと思う。甘くてもしょっぱくても構わないとも。

 食べて美味しければオッケーだ。甘すぎだけど。


 一番の難所だと愚痴っていた卵焼きができてから、日葵はパパっと調理を進めていく。

 焼き鮭、漬け物、ほうれん草のおひたし、味噌汁。

 うん、適当に無茶振りしてみたけど、マジで作ってやがるコイツ。しかも美味そうなんだけど……

 料理サイトを見ながらとは言え、スペック高ぇな。

 手こずってはいるけど、日に日に日葵の料理スキルが上がっているのは、一重に努力故なのだろう。


「よし……真宵ちゃん、机拭いて〜」

「ほいほーい」

「ちゃんと洗ってからやってね」


 それぐらい分かってるわ。前科あるけど。






◆◇◆◇◆






 日葵が作った朝食は美味しかったです。

 なんだか負けた気がしたので、今度はボクがもっと美味い朝食を作ってやろうと思う。

 前々世が日本人だったのだ。負けるわけがない。

 ……まぁ、人生の三分の一が入院生活だったから、キッチンに立った回数なんて数える程しかないっていうのがネックになるけど……ん?

 ……あれ、前々世料理したことあるっけ。あれ?


 コンビニ、カップラーメン、缶詰、レトルト……


 ヤバい、今世ぶんのスキルしかないかもしれない。


「おぉ〜、桜も満開だね。今度花見しよっか」

「何麦もってく?」

「堂々と未成年飲酒宣言しないで?」


 そして現在、桜並木を見ながら学院に登校中。

 ワインとか焼酎も美味しいけど、市販の缶ビールも美味しいんだよね。というかこっちの方を飲みたい。

 どこの地球も酒が美味い。これは良い事だ。

 エーテルのお酒も美味しかった。大変美味でした。

 肉体は確かに16歳、選挙権すら持たない未成年のガキである。しかし、精神は既に4桁! なんなら酒ごときでは成長阻害されない肉体をボクは持っている。

 弱いのは精神だけなんだよ。魔王舐めんな。


 酔いには負けるけど。


「琴晴さんおはよー! 洞月さんもおはよー!」

「おはよー!」

「おは〜……なんであんなに元気になれるんだろ」

「若さだね〜多分」


 学院に近付くにつれて、登校する生徒の数が疎らに増えていく。

 わざわざ元気な声で挨拶をしてくる学院生たち。

 学院では、ボクたちはそれなりに有名……らしい。何故かは知らないけど、有名人らしい。

 勇者とか魔王とか関係なく、本当に何故か。


 噂の出処は不明だし、そもそも何を噂されて有名になっているのか分からないが、調べるつもりは無い。

 必要になった時に知ればいい。

 たかが学院生からの評判を調べるだなんて、労力と時間の無駄にしかならない。

 ぶっちゃけるとめんどくさい。


「ライライ先生おはよーございまーす!」

「あぁ、おはよう」


 む、校門の方から聞き覚えのある先生の名と声が。


「あっ、今日はライライ先生の日なんだ」

「日って何……あぁ、挨拶を強要させるやつね」

「その言い方はどうかと思うな、私」


 学院の校門の傍に立ち、登校して来た学院生たちに挨拶を返す教師の姿を目に収める。

 黒くねっとりとした長髪を左右に分けた男教師。

 アルカナの外からやってきた、王来山学院の教師の末席を務める英国人。

 空想学教師ボートライ・レフライ。ライライ先生というのは愛称である。

 ついでに言うと愛称の名付け親はボクだ。

 何故か学院中に広まってしまったが、彼本人が咎めていないので問題は無い。ライライ先生心広くね?


「む。おはよう、洞月、琴晴」

「おはよーございます!」

「おはざーす」

「……挨拶はちゃんとやりなさい」

「あい」

「そこはする流れじゃないの……?」


 冷めた目でこちらを見てくるライライ先生の視線と日葵の疑問符を無視して、ボクは校門を潜り抜ける。

 無心無心。何か言われる前に通り過ぎて───


「そう言えば洞月」

「……はい」

「昨日の居眠りの件についてだが」


 呼び止められて、肩がビクッと浮き上がる。そして告げられた言葉が意味することは……

 うん、終わった。懸念事項を回避できなかった。

 これが宿命か……?


「……それが、なにか」

「生徒指導室と三千文字レポート、どっちが良い」

「どっちも嫌でぇす!!!」


 なんだその地獄の選択肢は! 横暴すぎませんか!

 ちょっーとだけ、眠気に抗わず受け入れただけじゃないか! やめてよねそういうの!

 学業で魔王を倒す気が貴様!!!

 まぁ、空想学マジで得意だから問題ないけど。この世界の二次元オタクは最強かもしれない。

 それはそれとしてその二択は嫌だッ!


「……冗談だ。しっかり寝れてるのか?」

「コイツのセクハラが酷くて……」

「えっ」

「ほぉ……ところで、私の異能が何か忘れたのか?」


 異能? んんー、ライライ先生の異能ってなんだったか。最近色々ありすぎて、忘れ……あっ、あっあっ。

 やべっ、そういやこの人歩く嘘発見器だった。

 いやまあ日葵のセクハラもあるって事は分かってるんだろうけど、他にも理由あるよな観念して全て吐けって感じでバレてますねコレは。

 流石、一般人の癖に真実に辿り着き、黙認を選んだ男である。そしてこの態度。すげぇよ先生。

 でも不味い。犯罪者やってる事までバレたくない。

 くっ……仕方ない、かくなる上は!


「逃げろ!」

「待って真宵ちゃん!!! 置いてかないで!!!」

「……廊下は走るなよ」


 廊下は走るもんだって教わりましたぁー!!!


 あっ、そういや家の鍵閉め忘れてた。影使っとこ。危ない危ない。日葵にやらせときゃよかったぜ

 地上階は漁られても別に困らないから良いけどさ。

 いや良くねぇよ。何が良いんだボク。


「バカなの?」

「すっごい心外なんだが? キミより上なんだが?」

「真宵ちゃんに任せた私がバカだったよ」

「るっせぇ、あと心読むな」

「顔に書いてあるんだよ」


 ボク限定のテレパシー能力の間違いだろ嘘つくな。

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