表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

実行2

「お父さーん」


そう、今回の作戦は、お父さんができるだけお母さんの怒りを買わない形で、家事を手伝うこと。


お母さんの自分ルールをまだすべては知らないけれど、最近家事を手伝うようにしていたおかげで、料理に関しては私でもわかることは多い。


これをさりげなくお父さんに伝えて、お母さんに喜んでもらえれば、作戦成功だ。


「どうした?」


さっそく、私の声に反応してお父さんが来てくれた。


「プリン、買ってきたから一緒に食べない?」


「ああ、ありがとう。お母さんのは冷蔵庫に入れとくか」


「そうだね」


私はこれだけのために、わざわざお小遣いでプリンを買ってきたのだ。


そして、作戦はここから。


この時間帯、お母さんはまだ洗い物をしていないから、洗われたスプーンは一つもない。


つまり、お父さんか私のどちらかが洗うしかないということ。


もちろん、私が洗ってしまっては意味がないのd、ここはさりげなく誘導しなければ。


「着替えてくるから、お父さん先食べてて」


「わかった」


さて、こっからどうやっておお母さんルールを伝えようかな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ