第4話
あ、そうだ今のステータスってどうなってる?
『ステータスを表示します』
種族:ブラックウルフ
名前:アイラ
レベル3
体力:80/80
魔力:無限
〖スキル〗
氷創成
闇創成
アイテムボックス
隠密
索敵
人化
幻影創成
〖固有能力〗
体力回復
魔力無限
世界辞書
経験値2倍
〖耐性〗
精神汚染耐性
痛覚耐性
〖称号〗
転生者
体力が上がっている。それ以外には、特に変わっていないな。一撃も攻撃が当たってなかったから、体力は、少しも上がっていない。攻撃が1度も当たっていないのは、
幸先いい出だしだろう。
ねえ、これって食べれるのかな?
『食べれるよ! …………………きっと』
え、本当に大丈夫なの?
『うん!………………多分』
全然信用出来ない。
恐る恐る噛んでみる。
不味い。ゴム噛んでいるみたいだ。味もしないし。
『固有能力:物理攻撃無効を手に入れました。』
へー、固有能力とか手に入れられるんだな。
『スキルが手に入る時もあるらしいよ。』
あ、近くにスライムが5匹いる。殲滅してこよう。ついでにスキルも奪ってこよう。
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ついでに近くにいたゴブリン7匹も殲滅しておいた。
結構レベルも上がったんじゃないかな?
『ステータスを表示しま〜す』
レオも慣れたせいでどんどん間の抜けた声になってきた。
種族:ダークウルフ
名前:アイラ
レベル12
〖スキル〗
氷創世-氷の剣
氷の槍
範囲氷結
氷の壁
闇創成-闇の槍
闇の剣
影の手
影縫い
目隠し
アイテムボックス
鑑定
隠密
人化
瞬速
鉄壁
〖固有能力〗
経験値2倍
魔力無限
体力回復
世界辞書
〖耐性〗
精神汚染耐性
痛覚耐性
状態異常耐性
〖称号〗
転生者
慈悲無き者
氷の剣とかは、イメージで作ってみたのがスキルになったって言うことかな?
『多分そうだと思うよ。』
瞬速と鉄壁は、ゴブリンが持ってたんだよね。全く奴らにはもったいないスキルだよ。いらないスキルを持っているやつは、アイテムボックスに放り込んでおいた。
氷創成で作った氷を入れてみてわかったんだが、アイテムボックスの中はどうやら、時間が止まっているみたいだ。
便利には便利だけど、生暖かい死体が入っていると考えるとそこし気持ち悪いな。
状態異常耐性は、ポイズンスライムに、毒魔法をかけられたからだろう。
レベルが上がるのが相当早い気がする。
『確実に早いぞ。まあ、経験値2倍の能力があるから、当然かもしれないな。』
そうか。