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異世界に転生したのでとりあえずギルドで最高ランク目指します  作者: りゅうや
第18章 堅牢署からの脱獄者
487/516

状態、そして詳細

 

 ______________

 ドライアド:呪い、催眠

 Lv.72

 特殊:身体の中に核がある。樹木同化中

 ______________


 彼女を見た時に表示された情報。変化はない。


「(呪いも気になるが、催眠の方を警戒すべきか……もう少し詳しく──)」


 状態異常の詳細を確かめるために『魔眼』に流している魔力を増やそうとした時だった。

 警戒用に置いておいた『天眼』の端に動く影が映る。

 すぐにその影の方に眼を向ける。

 するとそこには黒寄りのくすんだ緑の羽根が生えた鶏の胴体を持ち、茶と薄緑が縞模様で入った鱗の蛇を尾に持った魔獣が見える。

 しかし身体がやせ細っているのか鶏の様な見た目だが、胴まで蛇のようにも見える。

 俺でも知っているその分かりやすい見た目の魔獣の情報が表示される。

 ______

 コカトリス:興奮、索敵

 Lv.57

 特殊:牙と爪に猛毒。卵

 ______


 思った通りコカトリスだった。それに卵とあるからあれは雌か。

 そんなコカトリスが猛ダッシュでこちらに向かって来ている。


「(さっきの声か……っ)」


 森に来てから騒ぎ過ぎたせいでコカトリスに目をつけられたのだろう。そして俺の声が決め手となり、向かって来ているという感じだろう。


「(それにしてもこの森にコカトリスなんていたんだな)」


 王都に引っ越して約半年が経つ。その間に何度もこの森で討伐依頼を受けたが、コカトリスの情報は今までなかった。

 だから本物を見るのは初めてだ。

 もう少し鶏の要素が強い魔獣だと思っていたが、蛇の方が割合が大きい。四対六の割合だ。

 むしろあの姿でよく走れているなと関心する。


「(ただ、今まで目撃情報のなかった魔獣が急に現れたのは気になる)」


 喜びと共に疑念が湧く。

 最近も魔獣の襲撃時に会ったから可能性はかなり高い。


「どうした。渋い顔をして」


 コカトリスについて考えていると再び首長が様子を窺ってくる。


「(伝えるべきか……?)」


 魔獣がこっちに向かって来ている以上報告した方が良い。

 しかし能力の説明をしていないので、そのことについて話す必要がある。

 何よりも今は魔獣でも良いのでハプニングが欲しい。そこで出来た隙にドライアドを捕らえる。

 ……でも相手がコカトリスなのがな。もう少し弱めの魔獣なら被害が出ずに済むんだけど、それを言っても現状に変化なんて生まれない。


「(あれが来るまで約一分。その間にどんな効果かを確認だな!)」


 再びドライアドに眼を向け、『魔眼』へさらに魔力を流す。


 ______________

 ドライアド:呪い(対象の死と同時に爆発する)

  催眠(大勢の人型と魔獣に遭遇時に自分の核を攻撃する)

 Lv.72

 特殊:身体の中に核がある。樹木同化中(指定範囲の樹木を操作可能)

 ______________


『魔眼』で表示されたより詳細な内容に声を上げそうになる。


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