ダンジョン 26階シャイニングジャクと銀髪の少女
宝物庫を手に入れたことで今まで邪魔になるからと泣く泣く置いて行っていた魔獣の素材を余すことなく剥ぎ取りながら進んで行けた。
戦闘よりも剥ぎ取りが少々面倒ではあるが、それでも多くの素材が手に入ることが楽しくて現在は二十五階まで進んでいる。
ダンジョンを進んで行く途中でお腹が空けば迷路の途中で遭遇したゴブリンやヤマアラシネズミなどの肉を取り出して焼いて食べ、残った肉を宝物庫の中に入れるが可能となった。
しかもその余った肉を入れてから他の物を出してみても肉の油がついていることはなかった。
さらに肉を取り出してみると熱々のまま。多分宝物庫に物を入れると時間が止まるのだろう。
さすが異世界の品物。
そしてそれが分かってからは死体をそのまま入れている。
正直素材になりそうな部分は『魔眼』で表示された部分と自己判断、それと皮や肉などを剥ぎ取るのは面倒この上ないから。
これがここへ来るまでに分かったことだ。
「さて、次の階へ行きますか」
二十五階のボスである岩男という名のゴーレムの残骸を宝物庫に入れ終え、開かれた次の階への階段の前に立つ。
剣での攻撃が効かず、打撃は岩を殴ることになり多少破壊は出来ても大したダメージではないらしく、こっちの痛みに対して割に合わなかった。
ただこいつはスライムと同じで核が首の中にあったからそれを壊して突破した。
石段を降りる。
レベルも上がり、戦闘にもだいぶ慣れてきたのでもう周りの心配をしなくても良いから普通に降りることが出来る。
『魔眼』もあるから奇襲の対処も可能でずっと気を張っていなくて済む。
階段を降りると人が二人並べて歩ける一本道があり、その少し先には三方向に分かれる道が待っている。
二十一階に降りてから始まった迷路は、階が下がる毎に広く、入り組んでいくので苦労している。
そして道幅関係なく魔獣がいるので狭い道で遭遇すれば互いに動き難い。
「今回の迷路もさらに入り組んでいそうだな」
今までの傾向から目の前に待ち受ける迷路がより面倒であろうことをため息混じりに嘆きながら迷路に歩を進める。
迷路なんてゴールまでの案内があれば良いのに......
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体感数時間かけてようやくボス部屋の前に到着する。
迷路は今まで倒してきた十階までの魔獣たちが現れる。それも一体や二体ではなく多ければ二十以上で。
ボス以外はすでに討伐した魔獣しか出現しないので迷路は道で迷う以外は特に苦労がなくて済む。
ま、その迷路で時間が取られるんだけどね! 迷路嫌いっ!
最初は小学生でもクリア出来るレベルだったのに六階層目で数時間取られる入り組み様。
これには文句を言っても良いはず!
自分の気持ちに大義を持たせ、迷路に対する不満と苛立ちを抱きつつ進んで来た。
ボス部屋の扉を開ける。
ギィィィィィィィッ!
ボス部屋は直径二十五メートル程の洞窟が広がっている。しかし所々水晶か? 姿を反射する石が壁や天井から吊り下がっている。
明るさは問題ないが、戦闘前に魔獣の情報を知っておきたい。
なので目に力を入れる感じで『魔眼』を発動させる。
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シャイニングジャク:攻撃準備
Lv.53
特殊:光を貯めて放つ羽根と鋭い爪
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扇子の様に大きく広げられた黒の羽。その一本一本に目の様な模様。
その模様の縁、目でいう瞼を含めた目の周りは金色で瞳は白っぽい銀色。
そんな羽根がズラッと並んでいて少し気味が悪い。
「グジャク……見た目からして孔雀だな」
しかしその見た目は孔雀その物だが大きさが全く違う。
全長五メートルもある孔雀。
そして『魔眼』の表示にもある通り鋭い爪が五つもある。
前に一、二、一と分かれており、足の後ろに一つ。鳥類独特の足だが、前に二や三ではなく四は初めて見た。
それが両脚合わせて十。
しかもどれも分厚い。一つの厚さが男性の指くらい太い。
あ、でも体格が大きいからそれは普通なのか? 体格に比例するだろうし。
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キリクル臭(小)
発症源:下
特殊:魔獣を近付かせない
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うん? キリクル臭?
次いで魔獣の近くで『魔眼』によって表示された物に視線が行く。
しかしそれらしい匂いはしない。あるのは獣臭とややジメッとした湿気の臭い。
が、『魔眼』で表示されている通りその臭いがしている間はその付近に魔獣は近寄って来ないらしい。
表示されている範囲の外からこちらを睨むシャイニングジャクを見ればそれが確かなのが分かる。
どうやら『魔眼』は臭いの範囲も見ることが出来るらしい。
「でも下って言われても、な、ああっ⁉︎」
発生源に下と書かれているので視線徐々に下ろして行く。
すると足元に女の子が寝転ん、いや倒れている。
銀色の長髪が腰くらいまで伸びており、その髪で顔は隠れている。服はあちらこちらに切れのを雑に縫った跡や砂や血で汚れてはいるが白色の、それも少し高そうな布で出来た服を着ている。
「(冒険者、か……? この階層にいるってことは腕が立つレベルなんだよな?)」
そんな彼女の左腹部を赤いシミが広がっている。
このまま放置すれば出血で死ぬよな。
扉はもう閉まっているので外に連れ出すことは出来ない。つまりここで応急処置をするしかない。
宝物庫から水筒と洗濯したタオルを数枚取り出す。
素人だから正しい治療も処置も分からない。まず傷を洗って、次に持っているタオルを当てて圧迫で止血──
「クエェェェッ!」
女の子の応急処置について考えているとキリクル臭の臭いの先でこちらを威嚇する魔獣。
『魔眼』でまだキリクル臭の効果が続きそうなので警戒しつつ無視する。
強く押すだけだが、止血は出来るだろう。
どうせなら何かで縛った方が良いだろうか? ただあいにく清潔な包帯は持っていないので今はこれしか出来ないけ、ど!
「んうっ!」
少し力を入れ過ぎたらしく女の子から低い呻き声が漏れる。
あの魔獣との戦闘がどれくらいかかるか分からないので念入りにしておく必要がある。
何せ同レベル以上であろうこの女の子がここまで怪我をして、道具で辛うじて生きている状況なのだから。
「(勝てるかな?)」
冷静に状況を考えてみて少し不安を覚える。
しかしすぐにその思考を捨てる。
ダンジョンは勝たなければ死ぬだけだ。特にボス部屋は勝たないと部屋から出してもらえない。
なので「勝つ」以外の選択肢がない。
「とりあえずこっちは大丈夫。あとはあの魔獣だ」
女の子の手当を終え、戦闘の影響が及ばないようにより扉に寄せる。
そしてシャイニングジャクに向けて走り出す。
「クエェエェエェェーッ!」
キリクル臭の効果範囲から抜け出すよりも先にシャイニングジャクの羽根が白くなったかと思うと、一気にそこから光が放たれる。
「うっ⁉︎ 眩し、ぐふっ⁉︎」
強い光に思わず目を閉じてしまう。その瞬間強い一撃が腹にぶつかる。
まるで子供が全力でタックルしてきた様に重い攻撃に身体が飛ばされる。
が、それを踏ん張って最小限にする。
地面を滑ると脚が持って行かれそうな程の衝撃が伝わってくる。
背後へ飛ばされたら女の子にぶつかるからな。
「ああー、目が痛い! 腹も痛い!」
耐えたは良いが、光のせいで刺す様に目が痛い。
閉じているのに赤光が差し込んでいる様で目頭が熱い。
そして腹がジンジンと痛い。
「グエェッ!」
「うぐぇっ⁉︎」
ズシャァ!
何か鋭い物、多分『魔眼』で表示されていたシャイニングジャクの爪で左の二の腕を切られた。
手で切られた場所を押さえる。
ベチョという音がする。
状況を把握するためにまだ痛む目を右だけ開けて確認する。
視界がまるでモヤがかかっているかの様に白い。
そんな視界で薄らと見える傷。
恐らく大きく切られた訳ではない。しかし深くはないが浅くもないから判断が難しい。
とりあえず動くから水だけかけて放置で良いだろう。
「クエェ! グエェェーッ!」」
「調子に乗るなよ!」
視界はまだ不十分で戦闘は無理だ。だから視界を閉じて、他に意識を集中させる。
ダッダッダッダッダッ!
何かが近づいて来るのが聞こえる。
剣を構えてそれに備える。
試したことはないが、気配と音、それと勘で戦う。目が使えないのではどうせ逃げ回ることも出来ない。
音から距離を考えてタイミングを合わせて横に飛び剣を振るう。
しかし特に切った感触はない。避けられたかな? すばしっこいやつだな。
外した訳ではない。避けられた、そうに決まってる!
「(後ろに気配、徐々にこっちに近づいてくる……)」
自分の空振りを正当化しながら背後から感じる気配に意識を向ける。
恐らく再度の爪攻撃がくる前に前進する。
音や気配である程度の位置は分かるが、それはシャイニングジャクだけで壁や障害物は分からない。
なので全力で走ることは出来ない。
しかし少しの間だけ距離を詰められなければそれで良い。
もう目の痛みが引いてきたからだ。
「(……今!)」
シャイニングジャクとの距離を頭の中で思い浮かべて、少しだけ猶予がある位置で振り返る。
そして目を開ける。
周りは薄暗い空間が広がり、上にある松明とシャイニングジャクの羽根から漏れる薄っすらと残る光。
その明かりだけが見える。
どうやら『魔眼』が閉じてしまったらしい。
が、今は別に良い。シャイニングジャクの羽根から漏れる白い光、そこに脳内にあるシャイニングジャクの大きさを想像して当てはめる。
そこへタイミングを合わせて勢いよく剣を振るう。
「クエェエェエェェーッ!」
「なっ、ぐあぁっ⁉︎」
しかし狙ってか偶然か。
振り返ったタイミングでシャイニングジャクの羽根が再度光を放つ。
『魔眼』が閉じ、薄暗闇に目が慣れようとしていた所に訪れた発光は、最初以上のダメージを目に届ける。
「グアァッ⁉︎」
しかしこちらも狙っていたからか偶然か。
振るった剣がシャイニングジャクを切った感触が伝わってくる。
それで逃げるかと思いきやそのまま突っ込んで攻撃してきたらしく、左から衝撃が襲ってくる。
「うごぉあっ⁉︎」
目をやられたせいでガードも出来ず、もろにそれを喰らわされ吹っ飛ばされる。
「ぐがっ‼︎⁉︎」
さらに吹き飛ばされた先が壁だったらしく身体を強く打ちつける。
二回の衝撃で意識が薄れかけていると耳鳴りのする中で僅かに足音が聴こえる。
ダッダッダッダッダッ!
どうやら畳みかけるためにこちらへ向かって来ているらしい。
項垂れている身体に鞭打って今の場所を移動する。
ギリギリの所でその突進と入れ替わりで避け切る。
転がる様にしてシャイニングジャクから距離を取る。
「はぁ……はぁっ、はぁっ、んっ……はぁ、はぁ」
急な猛攻とピンチに久々の焦りを感じた。
荒い息を整えながら次に備えて立ち上がり、剣を構える。
上げた腕が痛い。肩も背中も目も痛い。
「(洞窟とシャイニングジャクは相性が最悪だ!)」
人体の構造上暗闇に対して多くの光を取り込もうと瞳孔が大きく開くから、そこへ強い光を差し込まれると余計に目のダメージが大きくなる。
『魔眼』で明るくしても最初同様に数十秒間は視界を塞がれる。
障害物が何もないこの洞窟内ではとても相性が悪い魔獣だ。
ダッダッダッダッダッ!
再び足音が近づいて来る。
「(……もう形振り構っていられない相手だ。能力で一気に決めるしかない!)」
その突進を右に避けて剣を振る。それは案の定シャイニングジャクに躱された。
だがまだ諦めない。気配を頼りに剣を振っていくがその攻撃全てを避けられた。敵ながら感心するほどの反射神経だな。だがその反射神経がどうなるかだな。剣で攻めたり防いだりしながらシャイニングジャクに剣に意識を集中させておく。目を開ける。
右足に力を入れて勢い良く地面を蹴って飛ぶ。
ドンッ!
地面を蹴って徐々に近付いて行く。右腕の袖に隠していた小刀をシャイニングジャクの胸くらいを狙って投げる。
「くえっ⁉︎」
「ふっ!...ウォーミル」
「くえぇぇぇ⁉︎」
シャイニングジャクがいきなり出てきた小刀に驚き避けるとさらに剣で追い撃ちをかけるがそれをギリギリで避けられた。だがその隙を突いて左手でシャイニングジャクの首を触ることが出来た。
走って距離をとる。
左手に勢い良く力を入れる感じでウォーミルの温度を上げる方を発動させる。
「くえぇぇぇぇ⁉︎」
「おお!良い匂いがしてきた」
これぞまさに焼き鳥だな。手の力をさらに強くする。
「くえっ⁉︎くえっ⁉︎くえぇぇぇぇぇぇ⁉︎」
ドンッ!シュゥゥゥゥゥゥゥゥ
暑さに耐えきれなくなったシャイニングジャクが脚を上下に上げ下げしてからその場に倒れる。
すぅぅぅ
香ばしい香りが洞窟内に広がる。
ウォーミルは水の温度を変化させるのだが肉などにも血などの水が含まれているから肉は香ばしく焼けるという何ともよく分からない能力である。
「さてこっちは何とかなったけど、あっちをどうするかだな」
焼けたシャイニングジャクから視線をボス部屋の入り口付近に倒れている女の子へと移す。シャイニングジャクを倒すのに結構時間がかかったと思うがそれでもこの子は動かなかった。
「はぁ、しょうがない。目を覚ますまで待つか」
目を覚ますまでに焼けたシャイニングジャクを解体しておくか。
「げっ⁉︎羽根のほとんどが焼けてる⁉︎やり過ぎたー!」
何百本とある全部の羽根を取ってから焼けたものを除いてまだ羽根の毛が残っている物だけを選んで宝物庫に入れる。
次に肉だな。
______________
「ん...んん...ここは?」
「おっ!目覚めた?」
解体し終わりちょうどお腹が空いたのでシャイニングジャクの肉を食べようとしたところで横から間の抜けた声が聞こえてきたのでそちらに視線を向ける。
「...⁉︎あなた誰!」
「待て待て剣を抜こうとするな!詳しく話すから落ち着いてくれ」
「信じない!そんなの、私を騙すための嘘に」
グウゥゥゥゥゥゥギュルギュルギュル!
腹の虫が大きく鳴りボス部屋に響いた。ちなみに腹の虫が鳴ったのは俺ではなく女の子の方だ。女の子の顔がみるみる赤く染まっていく。
気まずい。
「と、とりあえずこれ食うか?毒とか入ってないからさ」
「.....」
女の子は警戒しながらも近付いてくる。近付いてきて肉が取れる距離まで近付いたのに何故か肉を取ろうとしない。何だ?
「あの、どうぞ?」
「近づかないで!そこに置いて!」
めんどくせー。しかしまた腹の虫が鳴って気まずくなっても困るから渋々言うことを聞いて肉を女の子の近くの地面に置く。ただし地面についた肉を人に食べさせる訳にはいかないのでここに来る途中に迷路で現れたウッドマンから剥ぎ取った木皮を敷いた。
肉には漫画とかであるような骨が付いている。女の子は俺を睨みながら地面に置いてある肉に手を伸ばして骨を部分を掴むと肉だけ持ってすぐに俺から距離をとった。
傷つくなー。
女の子はさっきまで自分が倒れていたところまで離れると腰に下げていた革袋から何かの粉が入った小さな瓶から粉を肉にかけだした。
「その粉って何?」
「⁉︎...べギルの実をすり潰した物だけど」
「えっと、べギルの実って何?」
「べギルの実の粉は毒などの物だけに反応して色が変わるの」
へー。ってやっぱり信用してもらえていないのね。
「大丈夫みたいね。はんっ!んん、んん。はんっ!んん、んん...」
女の子はすごい勢いで肉を食べる。どんだけお腹が空いてたんだか。
「えっと、落ち着いた?」
「...もっと」
「え?」
「もっとちょうだい」
まだ食うのかよ!俺も食べようと思って用意しておいた肉に手を伸ばす。
「これで良いか?」
「それで良いからさっさと地面に置け!」
「はいはい」
もう呆れながら言うこと聞く。女の子は再び俺を睨みながら地面に置いた肉の骨を掴んで肉だけ持って距離をとりまたしても同じところまで逃げてべギル粉をかけて安全なのを確認すると肉を食べだした。
「はんっ!んん、んん、ごくん。...もっと」
「まだ食うのかよ⁉︎」
結局シャイニングジャクが半分くらいまで食べられたくらいで女の子がようやく満腹になってくれた。
「で、話は聞いてくれる?」
「んん...話だけなら」
ようやく話が進みそうだ。
______________
「ごめんなさい!助けてもらったのに」
「良いですよ別に。でも何でこんなところに倒れていたんだ?」
「それはですね...」
女の子の話では、騎士団たちと同じようにあの入り口から入って、その洞窟にいた魔獣を倒したら壁に穴が空いていて、中を覗くと石段があったから、降りて行きそのまま迷路を攻略してボス部屋のボスも倒してを繰り返してここまで降りて来たらしい。しかしこの部屋のボスにやられて入り口のところで倒れた時に、懐の中に入れていたキリクル玉が地面に倒れて潰れて効果が発動したとのことだ。
「なるほどね」
「運が良くて良かったわ」
「ははっ。俺は次の階へ行くけど、君はどうする?」
「キリ ヘルクレット」
「え?」
「私の名前。君じゃなくて、キリ ヘルクレット。キリで良いわよ。これからよろしくね」
「え?これからって?」
「だから、私も付いて行くって言っているの!」
「え...えええええ⁉︎」
「そんなに驚かなくていいじゃない」
「えっと、キリさんってレベルはいくつなの?」
「キリで良いよ。レベルは...50よ」
50か。確か前の階にいたボスのレベルが51だからギリギリだったんだろうな。
「ああ分かった。これからよろしくなキリ」
「ええ、こちらこそ」
彼女は笑顔で返してくれた。
キリ曰くシャイニングジャクと戦っていた時や俺から肉を取って食べた(言い方が悪いかな?)時に場所が分かったのはシャイニングジャクの時はキリの固有能力の『直感』で戦っていたらしい。んで、肉の時は匂いで肉の品質?を見抜いたらしい。犬かな?
その話を聞いた後でダンジョンを進めていく。キリは剣の修行中らしくこのダンジョンにも修行の一環として来たらしい。剣の腕は素人の俺でも分かるくらい見事なものだ。2人でダンジョンの迷路を進めて行く途中で出会す魔獣も難なく倒せている。




