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空は、  作者: くーべる
1
20/33

19

いくら考えても話が浮かばなかったので19から21の話はなかったことにします。

旅を初めてもう半年が過ぎた。

魔族の脅威から一番遠い南大陸から旅を始め、そこから東大陸、北大陸へと移動してきた。


初代勇者の日記。そこに記されている北大陸の精霊の所在。その近くの村にやってきた。


北大陸。日本でいう冬が1年中続く場所。降雪が絶えず、とても寒いので、生き物が生きていくには厳しい環境だ。

この大陸の特徴として山が多いことが挙げられる。そのことと雪が多いことが合わさって、いろんな場所に移住している人間といえども、その数は他の3大陸に比べてかなり少ない。


そんな大陸で生まれ、主に生活しているのが鳥人族。空を飛べるということから地形の影響を受けずに、その数を増やしていったのだという。


もうあたりが暗くなり始めている。宿を探さないといけない。けれど。

村の中を歩く。小さな村だ。もしかすると、宿なんてないかもしれない。

そんなことを考えながら歩いていると、人を発見した。


「すみません。ちょっといいですか。」


この雪のなか、ただ突っ立って何をしているのか気にはなったが、話しかけてみる。


「ん、いいよ。何か用かい?」


その人は、狐の獣人だった。

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