表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空は、  作者: くーべる
0
1/33

目が覚めた。

今、何時だろう。目覚まし用にと枕元に置いてあるスマホを手に取り、時間を確認する。2時26分だ。

明日から新しい生活が始まるからって、緊張しているのだろうか。いや、しているな。

自分はいつからか、"初めて"が苦手になった。自覚したのはずいぶん前だが、それは今も変わらない。

ゆっくりと起き上がる。まだ少し寒いな、なんてことを感じながら冷蔵庫からお茶を取り出し、飲む。

「ふう。」

ひとつ息を吐いて、再び布団に入った。流石にまだ時間が早い。

もう一度眠りにつく時、ちゃんと時間どおりに起きられるだろうか、なんていつもどおりのことを考えながら、不安ばかりを膨らませていった。


空は、まだ薄暗かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ