風邪薬を呑み、朝練に遅刻しない様駆け出した。
空から飴が降って来て、見上げたら三階の窓に君の笑顔。
君がひらひら振る拳が開く。
スンと鼻を啜り、頭を撫でてた手を差し出して落ちて来たモノを掴む。
猫の形に折られたノートの切れ端。
固い芯が有る。摘むとプラスチックがキュウと鳴く。
開くと、錠剤が包まれてた。
――風邪薬。食後三十分迄ニ服用セヨ。
丸文字可愛いしほっこりしても良いのに、語尾がおかしいくて吹き出した。
イイ仕事した! と笑う君に鼻を啜りながら手を振る。
空から飴が降って来て、見上げたら三階の窓に君の笑顔。
君がひらひら振る拳が開く。
スンと鼻を啜り、頭を撫でてた手を差し出して落ちて来たモノを掴む。
猫の形に折られたノートの切れ端。
固い芯が有る。摘むとプラスチックがキュウと鳴く。
開くと、錠剤が包まれてた。
――風邪薬。食後三十分迄ニ服用セヨ。
丸文字可愛いしほっこりしても良いのに、語尾がおかしいくて吹き出した。
イイ仕事した! と笑う君に鼻を啜りながら手を振る。