0048 20%
何かそういうのを防ぐスキルとか持ってたか?
精神攻撃耐性か...こんなもんが役に立つとはねぇ
「そんで攻撃対象はその場にいる全員か」
周りへの被害はあるが殺傷効果はない。だが自分だけ動けるため、容易に殺すことができる。
強いが...
「こういう事が起きた場合はどうするのかな?」
ただ1人のワイバーンは後ずさる。
今、脅威なのは一体だけだ。それ以外はまだ動けない...頑張りゃいけるか?つーかどのみち、俺が立てる以上対峙するのは確定だろう。
ただあいつを倒したら他のワイバーンも起き上がるかもしれない。なら...
「血斬り」
足元に這いつくばっているワイバーンの首を斬る。
先にゴミを処理する。
俺の行動にキレたのか動けるワイバーンが飛びかかる。
「ノックバック」
足元のワイバーンを盾にしてワイバーンの突きを防ぐ。
くそっ!文章が分かりにくい!ワイバーンしか書いてねぇ!
くだらない。考えるのは後だ。
地に伏しているバーンは体勢上、首を斬り落としやすい。
対して俺と対立しているワイバーンはそもそも抵抗できるから斬れない。
もっと威力が必要だ。
全身鱗化だとこころもとない。やっぱり血斬りか。
でもやっぱり威力が...
こういう時は根本を確認する。
そもそも血斬りで出てくる血ってどこから来るんだ?無から有を生じさせる事は出来ないだろう。鱗化の鱗はなんというか爪に似ている。本当に自分から鱗を生やしている感じだ。そうなるとこれは俺の血という事になりそうだ。
待てよ...?
いや、あくまで仮定だ。もしその血によって威力に差がでるなら...
さっき殺したワイバーンの死体からでた血を見て、手を添える。
「血斬り生成」
自分以外の血だからか一瞬ではできないが、一秒程で作ることができた。
ただ重すぎる。ちょっと自分の血も混ぜて...できた!
ワイバーンの血80%、テンオの血20%の血斬り。これなら...
後は奴に向かって投げるだけっ!
俺は、肩から上に力を入れて思い切り投げた。
ワイバーンは避けられない事を悟り、腕を目の前で交差させた。
だが、俺とワイバーンの血斬りは勢いがとどまることを知らず、腕をえぐり首を切り落とした。




