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0016 スキル

「よしじゃあ行くか!」

次の日、俺らは旅立った。

「ところでテンオって転生人なんでしょ?」

「まぁそうだな」

にしても近いな距離が...物理的にも話し方も

「じゃあ代償とスキルはなに?」

「代償は前世の俺の記憶。スキルはスキルを作れるスキルだ」

ブフォ...

やっぱりみんなこれで吹くのか...

「げほっげほっ...それって」

「極級を超えてるんじゃない?だろ?」

この下りはもう経験済みだぜ!

「じゃあ今までで作ったスキルを見せて!」

おっとこの下りは経験してないな。いいだろう見せてやるよ!

「まずは血斬り」

手のひらから血の刃をだして...えーとあの木とか良さそうだな

ザンッ!

血斬りをぶん投げて木を切り落とす。

「威力高っ!」

ふっふっふ...驚くのはまだ早いぜ...

「鱗化!」

腕を鱗でガチガチに固める。

「殴ってみろ!」

「いいんですか?」

少し戸惑ってるな。やっちゃっていいの?って感じじゃなくてちょっと禍々しくて怖いもんな。

「いいよー」

ゴツッ

「痛った!」

フハハハハハ!俺の勝ちだな!

「じゃあ次は...」

バッ!

スライムが飛びかかって来た!やばいこいつに何回も殺されかけた!

でも今の俺は違う!こんな奴吹っ飛ばしてやる!

「ノックバッ...」

グサッ!

スライムが目の前で串刺しになった。

フローラが槍で倒してくれたみたいだ...

「...強いな」

「いやいやスライムなんて底辺モンスターは冒険者なら誰でも倒せるでしょ」

そう言ってフローラが自慢する。

俺、スキルは強いけど戦闘にはなれないんだよなぁ...

まぁ転生して日が浅いってのもあるか...

「それじゃあ今スキルを作る事も出来るの?」

「まぁ一日に一回だからそうだね」

「じゃあこのスライムのスキルを取れるスキルって作れたりするの?」

なるほど、それを作れば戦闘で勝てば勝つ程強くなれるということか...

やってみようかな?


《スキル作成に失敗しました》

《以下の項目を確認してください》

《・レベルが足りない》

《・そのスキルが極級以上である》


うーんこの場合極級以上だな...

「ごめん作れなかった。ところでレベルとかあるんだな」

「そりゃあるよぉ~。あー転生者だから知らないのか」

うん、なめられた気がする。

「レベルは敵倒すと貰えるXPっていうやつで上がっていくの。ちなみにそのレベルを確認するには冒険者ギルドで売ってるこのレベリングブレスレットで確認できるよ」

レベリングの意味が違う気が...まぁいっか。

俺はフローラにレベリングブレスレットを貸してもらい自分のレベルを確認した。


【Lv.7】


自分の目の前に数字が出てきた。

ステータスだからゴチャゴチャしてなくて見やすい。そりゃあレベルだけだからな!ゴブリン10と少しにしては上がりすぎな気が...

「そういえば転生者は普通の人よりXPが増えるらしいよ。ほんっっっっっの少しだけどね!」

おぉ...そういうことか。ていうか近いな!

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