何もわからず生まれて、何もわからず生かされて、何もわからないままに死んでゆく それが人の一生、それが人生
何もわからず生まれて、何もわからず生かされて、何もわからないままに死んでゆく
それが人の一生、それが人生
あなたはなぜこの世に生まれてきたのか
分かりますか?
まあそりゃあ両親が、結婚して、だから生まれたのさ
それじゃあ答えになってませんよ。
あなたという存在があなたという生命が
別に生まれなくたってよかったのに?
あなたは生まれてきた
なぜ?
分かりません。
わからないけどあなたは生まれてきた
生まれたからには
いきてゆくしかない
だからあなたはこれまで生きてきた
生きる理由もわからないままに
だってそうでしょ
生まれて理由もわからないあなたが
ましてや
生きる理由なんて不明なんですよ。
なぜ生きなければならないのか?
わからないのです。
といっても命ってあなたのおもう通りにはなりませんから
ある日突然急死もあります
例えば交通事故で
急性心不全で
癌で
なんで俺が急死なのか
分かりません
別の人でも良かったのに
寄りによってあなたが急死ですからね
なぜ?
わからないのです
それが人生というものです
なぜかわからないのに生まれてきて
なぜかわからないままに生かされて
そうしてあるひ
なぜかわからないままに死んでゆく
それが人生
それが人の一生なのです
仮に
あなたがどんな名家の生まれか知りませんが、
あるいは
あなたがドンな貧乏人か知りませんが
あなたがどんな波乱万丈の人生を送ったか知りませんが
あなたが平凡なつまらない人生を送ったか知りませんが
死んでしまえば
全て雲散霧消
全て消え去って後にはなああんにも残らないのです
どんな人生も
終わってしまえば
全て夢
波乱万丈の人生も
平凡な庶民の人生も
終わってしまえば全て夢
それが人生の真相だったのです。
命ってじゃあ何だったのでしょうか?
わたしにはわからないのです
わからないままに生まれて
わからないままに生かされて
わからないままに死んでゆく
それが人生
それが人間の一生だったのです。
昨日生まれたばかりだと思ったのに
もう立派な?青年になって
と、思っていたら
え?
もう定年退職ですか?
そうして
気が付けばあなたはもう
すでに過去の人だったのですね
正にあっという間の人生です
昨日生まれて
今日生きて
あしたには
もう死んでいる
そんなあっという間の人生です
そんなつかの間の人生に
意味があるのでしょうか?
わたしにはわからないのです
わからないままに生まれて
わからないままに生かされて
そうして
わからないままに死んでゆく
それが人生
それが人の一生
だとしたら
じゃあ
一体どうしたらいいのでしょうか?
どう、命の日々を生きたらいいのでしょうか?
つかの間の人生をどう送ったらいいのでしょうか?
それは
恐らく
あなたの思うままに
気の向くままに
自由勝手に生きるしかないのだとおもいますよ
善として生きるのか
悪として生きるのか
いずれにしても
終わってしまえば
全て夢だからです
平凡な庶民人生を生きるのか
波乱万丈の冒険人生を生きるのか
いずれにしても
終わってしまえば全て夢
まあ人生なんてそんな陽炎のようなものなのですから
不確かで
不明瞭で
あやふやで
その場しのぎで
昨日の善は
今日の悪
ころころ変わる人生模様
だから
あなたのおもうままに
自由勝手に生きるのが大正解?なんだとおもいますよ
人生をあまりにも重大に受けとめすぎてダメです。
まあ
といって
人生をあまりにも軽く受け流しすぎてもいけないだろうし
まあその辺は
状況次第
その場次第でしょうね
いずれにしても
しんでしまえば
人生なんて全て夢
生きたいように生きればいいだけの話でしょうね
朝霧の
たちまち晴れて
山川の
姿めでたし
今日の旅立ち
櫻花
昨日のつぼみは
今日咲いて
明日に散って
春は過ぎゆく
人生の遊びやせんとて
生まれけむ
終わってしまえば
全て夢