0.攻略ノート
初投稿です。
かなり作者のご都合主義でお話が進みます。
何卒宜しくお願い致します。
乙女ゲーム『リヴィニア恋歌』の主なストーリーとシステム
剣と魔法の世界、貴族階級があり魔力量は階級に比例するとされている。
物語の舞台はペルダナグ王国にある学園都市リヴィニア、その中心に建つ王立アカデミーは魔法科、魔術科、騎士科、使用人科があり入学試験を合格すれば平民であれ入学することができ、能力によりクラス編成され身分など関係なく学ぶことができることで毎年世界各国から入学希望者が殺到する。
主人公は使用人科を受験し好成績で合格し入学式から物語は始まる。主人公は入学式にこの国の王子ヴィクトルと最悪な出会いを果たす。
このゲームは選択肢だけでなくパロメーター上げを必要とする育成ゲームでもある。
行動ターンは午前と午後と放課後の3ターン。
平日、休日関係なく自室を選択すると休養を取る。自室を選択すると休養で1日のターンが終了する。休養を取ると体力、魔力が大幅に回復するが他のパロメーターが少し減少する。
授業を受けると知識と品位が上がる。知識が上がると使える魔法が増える。
購買部に行くだけでも1ターン減る。購買部に行くと話題が上がり装備品やアイテム、攻略対象に贈ると好感度が上がるプレゼントが買える。間違った物を贈ると好感度が下がる。
訓練室に行くと自主練ができマップ上に攻略対象がいると一緒に訓練することができる
魔力量やドロップアイテムを売って軍資金にするため、魔物や魔獣の討伐は必須。レベルが上がれば魔力量も増えお金や高価なアイテムを落とす敵と戦えるようになる。攻略対象たちの好感度が上がれば一緒に討伐に行けるようになるが戦闘で敗北すると一緒に行った攻略対象の好感度が下がる。
マップ上に友人のアイコンが表示され選択すると友人とお喋りし美しさと話題が上がる。友人と親密度が上がれば有力な情報を得ることができる。
放課後マップ上に攻略対象のアイコンが表示されて選択すると攻略対象と会える。プレゼントを渡して好感度を上げたり(違ったものを渡すと好感度が下がる)デートの約束を取り付けたり(断られると好感度が下がる)することができる。
休日攻略対象とデートの約束をしていればマップ上に♡アイコンが表示される。
会話中や行動に選択肢が表示され最良を選ぶと好感度があがり最悪を選ぶと好感度は下がりイベントは発生せずデートが終了する。
主人公シャーロット・ヴェリエ
幼い頃教会前に捨てられその教会で育てられる。ある日教会で奉仕しているところをヴェリエ男爵の目に留まり養女として迎え入れられる。貴族並みの魔力量を持ち回復魔法を得意とする。ふわふわのピンクブロンドの髪、ぱちぱちの長い睫毛、くりくりの大きなミントグリーンの瞳、高い鼻、ぷるんぷるんの唇のラブリーフェイス。たわわな胸にくびれた腰、キュッと引き締まったお尻のナイスバディ。明るく前向きな性格で育ててくれた教会と男爵家に恩返ししようと給金の良い高位貴族の邸で働けるよう王立アカデミーを受験する。
攻略対象
ヴィクトル・ペルダナグ
ペルダナグ王国第一王子。長身痩躯の体格、王族なので魔力量が豊富だが多すぎるゆえ制御が苦手。小さい単体を狙うと90%の確率で外す。逆に広範囲攻撃が得意。幼少期より剣術も学んでいたため接近戦も得意。シルバーブルーの髪は襟足を残したツーブロックマッシュ、切れ長の凛としたアメジストの瞳。性格は傲慢で我儘、振る舞いは暴君の如し。口癖は「お前死刑」
2週目以降攻略可能。
グレイリヒト・シエルズ
伯爵令息。ヴィクトルの右腕、ヴィクトルの頭脳と呼ばれる切れ者。ライムグリーンの長い髪を三つ編みにし、ネイビーブルーの瞳には丸いレンズのメガネが掛かっている。物腰が柔らかく誰にでも敬語で話す。戦闘は攻撃よりバフやデバフを使い後方支援の方が得意。
マティアス・リーガース
辺境伯の軍事家系の三男。アカデミーではヴィクトルの護衛を務める。がっしりとした筋骨隆々の体躯で短く跳ね上がったオレンジの髪に燃えるような赤い瞳。貴族なのに取り繕うのが苦手で感情のままコロコロ表情が変わる。脳筋で考えるより先に体が動く。身体強化で剣を使った接近戦が得意。
リューフェルノ・エルスタニア
エルスタニア皇国の第二皇子。褐色の肌、夜に浮かぶ月のような金色の瞳、左の目じりの泣き黒子が妖艶さを引き立てる。褐色の肌によく映えるホワイトブロンドの髪は襟足で束ねられている。飄々とした掴みどころのない性格。皇族なのでヴィクトル同様魔力量が多く剣術も得意。
アルバート・セラトリア
シャーロットが2年生になると入学してくる後輩。公爵令息。癖っ気の瑠璃色の髪にまん丸くりくりの翡翠の瞳。素直で明るく天使と呼ばれている優等生。なのは表の顔で裏ではスラムの半グレ集団をまとめるリーダーをしている。
ルードヴィッヒ
ペルダナグ王国の要人専門護衛機関の裏組織ファントムのエージェント。この世界では珍しい黒髪、黒目。ヴィクトル攻略後攻略可能になるが自然と登場するわけではなくめんどくさい手順が必要。さらに攻略にもめんどくさい手順が必要。
友人
シーラ・ハレサス
子爵令嬢。スタイルがよくファッションなどおしゃれに詳しく彼女と遊ぶと美しさが上がる。
エミリア・ウォルナー
貴族ではないものの実家は大商会。貧乏貴族よりお金持ち。情報通で彼女と遊ぶと話題が上がる。
例に漏れずこのゲームにも主人公にはライバルがいる。ライバルというか邪魔者だ。
爵位とプライドが高いだけの傲慢女。爵位が高いくせに初級魔法しか使えず主人公が攻略対象に近づくと偉そうにしゃしゃり出てくる痛い女。主人公に散々嫌がらせをしてきたこの女がザマァされる姿こそこのゲームの見どころではないだろうか。
さて、細かい事は追々追加するとして、折角なので楽しみましょうか、『リヴィニア恋歌』の世界を、私のための世界を。
本編は次から始まります。