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キーワード 〜第二章



ここまで明かされている、この物語の世界観となるキーワードをまとめました。









*神の力

 神から授けられた通常の人間では発揮できない特別な力。この力はミィアス国では崇められてはいるが、その強大で人智を越える力であることから、他国からは恐れられ、この力を持つものは迫害されていたりする。




*神の子

 神に代わりの神の力を持つものたちを管理する者。同時にミィアス国王の資格を持つ。その時代のミィアスの王族の中で最も神の力が強く、プシュケーが清らかなものが選定される。他の神の力をもつものたちを管理するため、神の代わりとしての力を操る権限を持つが、次の時代の神の子が生まれると次第に力と器が弱体化してしまう。そのため、継承を早急に行う必要がある。




*器

 神の力を持つものの、人間としての身体をさす。古代、神の力を持つ人間の身体は、神の力を閉じ込める仮の入れ物に過ぎないと言う考え方からこの言葉が使われるようになった。




*プシュケー

 神の力を持つもののその力を司る魂。≪エレスティア(慈愛の心)≫ ・≪アンディメーナ(憎しみの心)≫ ・≪アクタジオーン(混乱)≫ の3種類に分類される。この状態により力を振るうとされている。いわば精神状態を表しており、アンディメーナのプシュケーを持つものは、次第に器との釣り合いが取れなくなり、呪いへと転じる可能性があることから、警戒され王からの管理も厳重になっている。




*エピソード

 神の力を持つものが、神から力を授けられた代わりに、力に由来する神と同じ結末をたどるとされる、予め定められた宿命、縛られた運命。力の代償とも比喩される。




*エピソードの破綻

 何らかの外的条件により、エピソードが崩れること。神の力を持つものの運命を破綻させ、一度狂った運命は次第に器やプシュケーを蝕んでいく。器やプシュケーが特に未熟、もしくは軟弱な場合、最悪の場合、それは呪いとなり神の力を持つものを暴走させてしまう。一度呪いが発現すると鎮めるには代償が必要と言い伝えられている。




*混乱

 エピソードが破綻し、今後未完成が確定しており、器やプシュケーが脆い場合に陥る状態。進行状態により、或いは神の力を使い過ぎた場合に、それは呪いとなる。やがて、自我が保てなくなり暴走してしまう。




*エピソードの記憶

 本来の意味は、神の力に由来する神の逸話の意味。神の力とプシュケー、器が同化していくと次第に思い出していくとされている。エレーヌは何者かによって、記憶の一部を忘却されてしまった。




*コンプレックス

 神の力を持つものが、乗り越えなくてはいけない宿命。ある一定の者だけにこれが起こるとされている。研究途中の事象。













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