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登場人物 〜第二章



[]内は今まで明かされている本名です。






・エレーヌ [ ]

 この物語での主人公。原作『オルフェウスの希望』ではユディの姉として登場している。記憶の箱の鍵をオルフェの手助けで開けることができたが、原作の詳細な記憶は何故か箱から出てこない。悲惨な運命を変えようと原作改変を試みるも、かえって運命に翻弄される。





・レオス [アストレオス]

 エレーヌの双子。エレーヌは自らの半分として考えており、幼い頃からエレーヌに向ける思いは人一倍強い。神の子としての資格よりも、エレーヌを守りたいという思いが優先されている。エレーヌが居なくなるのはトラウマ。





・エディ [ ]

 ミィアス国の第一王子。エレーヌとレオスの兄。プシュケーがアンディメーナ(憎しみの心)に囚われているため、次の王になる資格はないと自覚し、王族としての使命を全うしようと、研究の道に進もうとしていた。原作では、幼い頃からの混乱が呪いとなり暴走してしまう。

 




・オルフェ [         ]   

 アポスフィスム(先祖還り)として膨大な力を持つものの、ある呪いをかけられた、西の塔に幽閉されているミステリアスで美しい青年。エレーヌに近づいて色々なヒントを与えてくれるが、その行動がかえって周囲からの警戒を強める行為だと気づいているのか居ないのか。エレーヌに記憶の箱を見つけさせて鍵を与えた人物。





・ノータナー

 エレーヌと血の契約を結んだ少年。ミィアス国外の出身。彼の中には幼少期には、もうひとりの僕という者がいたが、呪いとなる危険性があったため王の縛りを受けた。僕が再び発現し暴走しないように感情を表に出さないようにしていたが、エレーヌと出会ってから表情は豊かになった。それに比例してエレーヌへの思いも変化していく。





・シェニィア [       ]

 本名経歴出自も不明だが、強力な力と頭脳をかわれ王からミィアス国の宰相として起用された。研究の担い手でもある。なぜミィアス国へ来たのかも本人の口からは語られる事はないが、どうやらエレーヌに関わりがあるらしく、少なからず執着心を隠し持っている。





・ユディ [     ]

 原作『オルフェウスの希望』の主人公。原作ではエレーヌを姉と慕い、懐いていた。二人でいると姉妹に間違われる。この物語では、現在まだエレーヌとは出会っていない。





・アーティ [     ]

 エレーヌたちの叔母。ラシウスの実の姉。神の子としての資格は持つものの、その選択をしなかった人物。神の力が研究者向けだったため、力の継承をテーマに日々研究をしている。また医術の知識もあるためエレーヌたちの医師として、また母としても見守っている。





・ラシウス [      ]

 ミィアス国王。エレーヌたちの実父。神の子として、神の力を持つもの達を管理している。だか、次世代の神の子が誕生してからは、力の衰えを日々感じている。神の子の継承を急ぎたい気持ちはあるものの、次世代の器がまだ未熟なため渋っている。王として神の子として父として、エレーヌたちを護ろうと日々奮闘している。





















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