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恋を思い出した日
僕の青春は15で終わった。
高校生になってからは勉学にも、スポーツにも、恋にも興
味・関心が無くなってしまった。
色のない高校生活を終え、あまり深く考えずに僕は大学に進
学した。
毎日のように本を読んで、ゲームをして寝るだけの毎日を過
して居たけれど、いつも通り夜ご飯までの時間に仮眠を取っ
ていると夢を見た。
夢を見ることはよくあるけど、良い内容であっても悪い内容
であっても夢とはすぐに忘れてしまうものだ。
でもその日の夢は僕に忘れていた夢を思い出させてくれた。