再会
「あの、リュウ様?」
「・・・。」
「えっと、その、お久しぶりです?」
本当に怖いんですけど!!
なんの反応もない!!
声をかけても返答がない!
私的に久しぶりっていう訳でもないけど、とりあえず話をする為にふったんですが、こう無視されるとどうすればいいのか分からなくなる。
「レイ。」
「ひゃいっ!?」
困って考えていれば、リュウ様から声を掛けられてびっくりしてしまう。
しかもに気づけばめっちゃ近い!!
いつの間にこんなに近くに!?
「あの、え?」
「レイ、レイ、レイ!!!」
「うぇええ?」
声掛けられたと思えば、抱きしめられたんですけど!?
急にどうした!?
なにがスイッチを押したんだ!?
「なんで!どうして!こんな!こんな!!」
「えっと、あのリュウ様、落ち着いて。」
「落ち着けるわけが無いだろう!!レイが、俺のレイが危険なのことをして!!」
「でも、まぁ、こうして無事戻ってきてますし!」
「それは結果論だろう!!もしかしたら、そのまま目覚めないかもしれなかったんだぞ!!!」
「それは、そうですけども。」
急にスイッチ入ったリュウ様の顔めっちゃ怖いんですけど!
めっちゃ怒ってますよ!
こんな表情、初めて見た。
「バカなのか!!分かっていただろう!!それを!それを!!俺には何も言わずに!!!」
「言ったら止めたでしょ?」
「当たり前だ!どんなことをしたって!!」
「だから、言わなかったんです。だから、リュウ様が不在の間にしたんですよ。」
「なっ!!!」
「リュウ様は私の意志を無視するのが分かっていたから!!だから!私は言わなかったんです!!!」
カッチンと来たわ。
珍しいリュウ様の怒りの表情が怖かったけども、それよりも馬鹿だなんだと言われてカチンと来ましたわ。
なんでなんて当たり前でしょ?
あなたは私の為だんて言って、ちっとも聞きやしないと分かっていたから!!
意志をまるっと無視するのは分かっていたけども、改めて言われると本当に腹のたつ!!
私はあなたの人形ではないのだけども!!!
私には私の意志がちゃんとあるのに!!!
「無視などしていない!!!」
「してるでしょう!!今さっき言ったじゃない!!!どんなことしても止めるって!!私が私の意思で決めた私のことなのに!!なのに!なんで、リュウ様に止められなきゃいけないのよ!!」
「危ないからだ!!死んでしまうかもしれないことをさせる訳にはいけない!!!」
「だーかーらー!それは承知しているっての!それでも、望んでしたのに!!なのに!なんで、止められなきゃいけないのよ!!」
「それは、レイが大切だから!!!死なせたくないから!!!」
「それは私も一緒よ!!」
「はっ!?」
「リュウ様を死なせたくないって思ったから、この馬鹿みたいな覚醒方法に頼ったのよ!!」
「えっ?」




