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訓練

「はーい、着きました!」



2人に手を繋がれながらやってきたのは、訓練所。

数人の宝玉の乙女様達がいます。



「良かった、ちゃんとしているようですね。」


「あっ、ミーナさん。」


「おはようございます、レイ様。」



少し微笑みを浮かべ迎えてくれたのはミーナさん。

その後ろにはリリーさんも見えます。

リリーさんは3日前に一緒に隣町まで行きました。

背は小さめですが、男前な姉御肌な方です。



「だから、ミーナは心配しすぎだって。コイツらも流石にレイ様の護衛をサボることはないって言ったろ?」


「リリーさん。おはようございます。」


「嗚呼、レイ様。おはようございます。コイツらちゃーんとお迎えに行けましたか?」


「あっはい。」


「遅刻はしたがな。」


「リュウ様!!」



それは黙っていたのに!!

どうやらリリーさん達の話でランカさん達はサボり魔と思われているようで。

だからミーナさん達は不安に思っていたようだから遅刻のことは黙っていたのに。



「ほう?遅刻とな?」


「リリー姐さん?顔が怖いよ!?」


「だから、レイ様の到着が遅かったのですね。」


「ミーナさん、怒ってる。」


「そりゃあ、怒るさ。ちゃーんとやっていいことと悪いことの区別をつけないお馬鹿共になー。」


「お仕置きです。」



そう言ってミーナさん達は自分たちの武器を取り出した。

ミーナさんはレイピア、リリーさんは拳銃を。

ランカさんたちに向けてリリーさんが発砲し、それを避けるとミーナさんがレイピアで攻撃をする。

お仕置きって言ってましたが、これはやりすぎでは!?



「大丈夫だ、彼奴らはこれぐらいじゃなんともない。」


「リュウ様!?」


「彼奴らはこの国で唯一パートナーがいる宝玉の乙女だからな。力は他の奴らも倍、それ以上だ。だからあれぐらいが丁度良いんだ。」



限度の違いすぎるお仕置きに慌てて止めようとすると、リュウ様に止められてしまう。

唯一のパートナー有りだからといってもやりすぎでは。

そう思っていたが、レンカさん達を見ているとそうではなかったようで。

ひょいひょいと次から次へと繰り出される攻撃を避けている。



「ランカ。」


「はいはい。レイ様も見ているからね。やっちゃおうか。」


「うん。」



そう言ってランカさんはいつの間にやら宝石を持ち、その宝石をグッと握りしめる。

レンカさんはそんなランカさんの様子を見て、一瞬屈み、その後大きく飛び上がる。



「いけ、レン。」



にやりとランカさんが笑う。

次の瞬間、ミーナさんに向かって鋭い光が襲う。

あれは雷?

バチンっと大きな音を立て、光が暴れる。

ミーナさんは間一髪避けている。



「やばっ。」



リリーさんは苦笑いを浮かべながら冷や汗を流している。



「はっは、レイ様に良いところ見せないとって張り切ってますからー。」


「だからといってやり過ぎだ!!お前等の本気は真っ正面で受け止めて勝てるのは今のところサーリナ様しかいないのだから!!」


リリーさんは怒鳴るが、ランカさんは素知らぬ顔。

その間にもレンカさんは手に持った短剣でミーナさんに襲いかかる。

短剣はバチバチと雷を宿し、光っている。



「まだまだ、です。」


レンカさんの瞳も金色に光っている。

あれがパートナーをもった宝玉の乙女。

武器だけじゃなく、体中を雷がバチバチと巡っている。


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