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双子

その後は再度街に戻って、色々なものを見て楽しみました。

そしてリィナさんたちの日は終わり、その後色々な宝玉の乙女様達と出会い、話しました。

皆さん美人さんばかり。

そしてとても良い笑顔を浮かべている。



「皆さん、とても良い笑顔を浮かべていますね。」


「そうだな・・・。しかし、毎回毎回、俺の運命にちょっかいをかけるのはいい加減にしろと思うがな。」



そう怒るリュウ様を横目に、今日も宝玉の乙女様を待つ。

どうやら今日がこの国にいると分かっている最後の宝玉の乙女様だそうで。



「あー、すみません。王子様―。」



あっ、あの方でしょうか?

大きく手を振っている人。

ボーイッシュな方ですね。

とても笑顔でこちらに向かってきてます。



「遅れましたー。」


「・・・なんで、お前が?」


「え?どうかしましたか?リュウ様。」



最後の宝玉の乙女様らしき人がやってきたのにリュウ様は難しい顔。

あれ?

一体どうしたんでしょうか?

そう思っているといつの間にやら隣に、全くうり二つの女性が立ってていました。



「えっ?いつの間に?」


「居たのか。」



驚いていると、リュウ様はその人を見て、安堵している。

えっと・・・この人も?



「リュウ様?」


「嗚呼、すまない。こいつが最後の宝玉の乙女だ。」



こいつと言われて指さされているのは後に来た女性。

髪がボブなんですが、顔はさっき来た人と瓜二つ。

あれ?あれれ?



「そしてあいつがこいつのパートナーだ。」


「パートナー!?」



えっ?パートナー!!

一番最初に来たボーイッシュな女性が!?

初めて見ました。

あれ?もしかして、この国唯一のパートナーありの宝玉の乙女様?



「はい。ボクが彼女、ランカのパートナーのレンカです。初めまして、今日は宜しくお願いしますね?」


「あ?もしかしてお前も来るのか?」


「そうですよ。レンカが行くのにボクが行かないわけないじゃないですかー。」



ぶーぶーと言うランカさん。

それにリュウ様がイライラしているのは雰囲気で分かります。

そんな2人に目もくれずレンカさんは私の前にずいっと近づいてきました。



「私、レンカ、です。レイ様、今日は宜しくお願いします。」


「あ、はい。こちらこそ宜しくお願いします。」



ぺこりとレンカさんが頭を下げるので、つられて私も頭を下げる。

レンカさんは、大人しい人っぽいです。

話し方も落ち着いています。

逆にランカさんは今も王子と何か喧嘩してます。

うん、見慣れた光景です。

特にリィナさんとかとよくリュウ様は喧嘩しているので。

しかし、レンカさんとランカさん、髪型や雰囲気は正反対ぽいですけど、顔がとても似てます。

瓜二つです。

もしかして。



「あのレンカさんとランカさんって双子?なんでしょうか。」


「はい。ランカは、私の、双子の、妹、です。」



嗚呼、やっぱり。

双子の宝玉の乙女とパートナー。


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