28話
今回は自分の勝手な事情により少し、短めです。
来週は少し長めに書きたいと思います。
次に起きると、昼過ぎくらいかな?
まだ少し体がだるかった。
しばらくぼーっとしていると、お腹がグーと鳴った。そういえば、朝から何も食ってなかったな。
大きな伸びをしながら、一階へ降りる。
おそらく、昼食の終わった後なのだろう。机と椅子には、誰も座ってなかった。
適当な椅子に座り、机に突っ伏していた。
「あれ?起きられたんですか?残念ながらお昼の時間は終わっちゃいましたが」
まあ、昼御飯はぶっちゃけなくても平気である。昔の人も一日二食だったしね。
返事を返さないのもどうかと思ったので、一応返事をしておこう。
「ちょっと、寝てるのに飽きちゃいまして。お昼御飯は大丈夫ですよ。実はまだ、食欲が余りなくて」
「そうですか。お水でも、持ってきますよ」
そう言って、店長さんはお店の奥に入っていった。
しばらく、待っていると、店長さんが、カップと器を持ってきてくれた。カップには、水が、器にはサラダが入っていた。
「こっちは、お水。こっちは、私からのサービス。一応、飲ませたのは私だし……」
「いえいえ、注文したのはこっちですから、気にしないでください」
机から、顔を上げて水を飲む。
続いてサラダだ。
モグモグ。シャキシャキ。
何か楽になった気がする。気のせいかな?
「その、葉っぱなんだけど、二日酔いに効くのよ」
いつの間にか、店長さんが反対側の席に座っていた。本当に、店長さんは十歳にしか見えない。
「あ!今、十歳って思ったでしょ!」
「い、いや?別に?」
一生懸命に誤魔化そうとするが、頭が真っ白だ。何も思い浮かばない。やっぱり、お酒はよくないね。うん。
「残念でした。誤魔化してもダメなのですよ。全部お見通しですよ」
「すいませんでした。十歳にしか見えないって思ってました。ごめんなさい」
こんな時は、正直に言って、平謝りが一番である。そう、俺の今までの人生経験から導き出せる、最適解である。
「あ、謝ってくれるのならば、許します。次からは気をつけて下さいね」
許すという言葉とは、裏腹に顔は滅茶苦茶怒ってた。もしも、俺が人の纏っているオーラが見えるならば、物凄いオーラが見えただろう。
これ以上は弄るのはやめておこう。普段は無表情な店長さんのガチギレ顔も拝んだ事だし、部屋でゆっくりしてようかな。




