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神様が過保護すぎて…    作者: シュカ
21/30

20話

やっとのことで20話です!

これからもよろしくお願いします!

感想、ご指摘よろしくお願いします。

(お、お手柔らかにお願いします)

「二人とも、怪我はないみたいね」


リッカとは違いゆっくりとユラが歩いてきた。

ユラも見た感じ怪我もないようで安心した。


「後はあのオジサンに任せて、馬車に戻ろう。なんか疲れた」


「私も疲れたわ。早く戻って休みましょ」


「私はまだまだやれますので、安心して休んでください!」


そう言って、オジサンの方へ走っていく。

若いのは元気でいいなー

え?お前も十分若いだろって、

いやいや体力は人それぞれですよ。

それに、体力的に疲れたということより、精神的に疲れたかな?

今まで普通に学生として生活してて、人を殺すとか、人に殺されそうになるとかそんな場面無かったから、疲れてんのかな?

まあとりあえずば、休ませてもらおう。




「おまえ達盗賊は?」


俺たちがこうやって帰ってきたということが何を意味するのか、わからないのかな?

まあきっと、気が気ではないのだろう。


「もち全滅!」


と言うと目の前にいた、男は膝をついて泣き出した。


「ありがとうございます。ありがと……」


こっから先は嗚咽になってしまい、奥さんと思われる人と多分娘にと一緒に抱き合っていた。

感動的なシーンのところ申し訳ないけど、狭い。

馬車自体そんなに広くないし、さらに大人が座り込んだのだ。狭い。

やっと、落ちつけたのは近くの村に着いたときだった。

もちろん、宿に泊まるわけではなく、村の近くで野営な訳だが、ご飯を食べてほっとできる瞬間ではあった。




それでは反省会です。

他の乗客から少し離れたところに、メンバーを集める。


「反省会を始めるぞ」


「反省会って何なのよ?反省すべき点なんてないはずよ?」


「確かに、反省点なんてないかもしれない。だが、仲間の戦い方を知らないのは、ちょっと問題なんじゃないのか?はい。そこ寝ない。我慢して」


リリーは今にも寝てしまいそうだった。

眠い目をこすり、なんとか起きてる。そんな感じだった。

なぜだか、懐かしい感じだったが、今はおいといて、反省会!


「はい、まずはリッカからよろしく」


「わかりました。私は一人を斬りました。右で剣を止めて、左でえい!ですね」




「次は、ユラ」


「私も一人ね。火の玉を作ってどん!ね

正直物足りなかったわ」


だろうね。俺もだよ。


「マスターはどうだったのですか?」


リッカは俺に興味津々だった。

尻尾がピコピコしてるのが可愛かった。

よし!話してやろう!俺の美しきトンについて!!


「俺はな、盗賊の後ろからトンってやって敵は気絶を二回」


「待って、武器使ったの?」


「へ?」


あれ?使ってない?いやいや試し斬りって言って行ったのに、斬ってない?

あれ?ほんとだ剣を弾いて飛ばしただけだ……


「ちょ、ちょっと待った!ユラも使ってないだろ!」


よくよく、考えると、ユラが使ったのは火の玉で武器じゃない。

火の玉?魔法じゃない?


「いいのよあれは。魔法を行使するときいつもと違ったし。たぶん武器のおかげだと思う」


左様ですか。

ということで、使ってないの俺だけ!?

また今度使います……


「そう言えばリリーちゃんの武器ってどんなのですか?」


また、リッカの尻尾がピコピコしてる。


「あれ?そういえばしてないかも!?」


「なんの話なのです?」


「えっーと、そのー」


「リリーちゃんだけ仲間外れはよくありません!今すぐやっちゃいましょう!」



~その後の様子~


リリー「リリーはがんばるのです!」


ユーリ「頑張ってくれ……」


   (なんか違くない?)

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