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神様が過保護すぎて…    作者: シュカ
16/30

15話

「わかった。俺が出す物ってさっきと同じでいいの?」


「大丈夫ですよ。たしか……」


なんか、最後のほう聞こえなかったけど、まあいいや。


リッカのときと同じように、紙を挟んで、ユラと向かい合う。

俺はさっきと同じようにナイフをチート能力で取り出す。


「はい、これでよろしく」


ユラはバックから取り出したのは、コンパクトだった。

コンパクトはの装飾は、とてもキレイで、誰が見ても、高そうという感想が出てきそうな逸品。


「これ、価値どのくらい?」


「さぁ?それよりも、さっさと終わらせましょう」


気になるが、後回し。

さっきと同じようにユラはナイフに、俺はコンパクトに血をかけた。


「私は、あなたへの絶対なる忠義を誓いましょう。(わたくし)、ユラの忠義をお受け取りください」


「その、忠義しかと受け取った!」


やっぱり、どっかで聞いたような受け答えを終えて、『忠義の儀』は終わった。


「それで、あんたいきなりどうしたの?『忠義の儀』をやろうだなんて、普通は初対面の人に、言うことじゃないわよ」


「まあまあ、とりあえず、落ち着け。いいか?まず、自分の足下に向かって、自分の心を持ってく感じ。そうそう、多分それでいいはず」


俺の指示に従い、リッカとユラの二人は不思議そうな顔はしているが、それらしい動きをしていることは、何となくわかる。


「二人ともいい感じ、そこから、心の中に手を入れて、中のものを取り出して」


「うわぁ!何か光り始めたんですけど!?」


「綺麗ですねー」


「あは、あははははははは!」


二人の手首から徐々に、光っている範囲が広がりつつあるが、二人の真逆の反応が面白すぎる。


「ちょっと、笑ってないで、次の指示出しなさいよ!」


「ごめんごめん。ちょっと可笑しすぎて……次は、その手を思いっきり、引き上げて」


「はいはい……うぉ」


ちょっと重いのか、少し体が持って行かれそうだが、なんとか少しずつ引っ張れている。


「おいしょ……おー」


先に取れたリッカが取り出すことのできた、物眺めていた。

リッカが持っていた物。これはナニ?

剣が二本なところまでは、わかる。

しかし、そっから先。なに?その鎖?

二本の剣が鎖で繋がっているのだ。

俺も、長くファンタジー物のゲームや物語を見てきたが、こんなのは見たことも、聞いたこともない。


「よーし!やっと取れたー」


続いて、取れたユラの手には、一本のロッド?杖?が握られていた。

それには、明らかに魔力増幅しまっせ。と言わんばかりに、水色の石が先端の方に埋め込まれていた。


うーん。二人とも、俺の能力で出せたのはいいんんだけど、これなんだろう?

しばらく、二人は出てきた、武器を軽く振り回していた。




「で、これなによ?」


ユラがさっきまで、ブンブン振り回していた物について聞いてきた。

リッカも、それは疑問に思っていたようで、興味津々に俺を見ていた。


「これは、俺の能力でお前たち二人の心を武器の形にした物らしいんだけど……」


「武器!?こんな、武器聞いたことないけど!?いい?みてなさい?」


と言うと、自分の持っている、武器の先端の方引っ張ると、スポンと杖のような物が外れ、剣になった。


「確かに、始めてみたわ。これ考えたやつ天才じゃね!」


発想がヤバイ!

後衛だと思ったら、前衛で、油断した敵をバサリと切り捨てるのね。

カッコいいね~


「それで、みてなさい?」


今度は、青白く淡く光って、杖っぽい物に戻った。


「マスター今度は私のもみてください」


そう言うと、二本剣をそれぞれ左右に持って、鎖をピーンと伸ばすと、さっきもみたような、青白く光って、鎖が切れてなくなった。

つまり、普通の二本の剣になったのだ。


面白い!最高だね~


その後、これが何かというよりも、これでなにができるかという、話になってしまった。





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