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第5次世界魔法大戦〜時代の動き〜1
〜2814年〜
少年はこう思った
ーなんか、嫌な予感がするー
少年はマンションの窓から外を覗いたら、その嫌な予感とは何かすぐにわかった。
こんな時代にあってはならないもの、いや、こんな時代だからこそあるもの、と言った方が正しいのか、それは、魔法を使った戦争だった。
その少年の名はレン。歳は18。ただの一般市民のかけだし兵士だ。窓から覗いた景色とは何か、教えよう。
彼が見たのはただの魔法に過ぎない、だがレンが見た魔法は史上最強の攻撃魔法。“閻魔の咆哮”だった。その魔法は半径456kmの円の中に大炎を出現させ、その炎を受けた敵の体が完全に燃え尽きるまで燃やし尽くす、君でも分かる、ただの火属性上級魔法だ。
その魔法を見て、彼は思った。「あの魔法使い、かわいいな(*゜v゜*)」だった☆