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エターナル・ブレイブ ブルーの物語

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2026/04/25



 全てを凍らせる極寒の土地。


 そこにブルーという少年がいた。


 ブルーには好奇心旺盛な友達がいる。


 探検といって、使われていない洞窟に入る友達が。


 そこは昔鉱山で、きれいな石がとれたから、そういう子供は珍しくなかった。


 立ち入りが禁止されていても、彼らは内緒で鉱山に入る。





 最初の頃はブルーは止める役目だった。


 しかしだんだん、子供たちと同じように探検する方にまわってしまう。


 ブルーたちは毎日のように、鉱山を走り回った。





 それは、とても狭い居住地が関係している。


 ブルーが生活している国は、とても狭かった。


 一時間くらいで端から端までいききできた。


 そのため、知らないところなどないくらいで、子供たちは退屈していた。


 だから刺激を求め、危険な場所に立ち入っていたのだ。





 その日まで当たり前だったことが、それ以降も同じである保証はない。


 子供たちは約束破りの罰を受ける。


 ある日、鉱山で事故が起きた。


 子供たちは落ちてきた石に押しつぶされてしまった。


 唯一生き残ったのは二人。


 ブルーは無事で、ブルーの親友は大けがを負った。


 生き延びた親友だが、命の火は消えかけていたため、彼はブルーに託した。


 いつかこの国を出て、自分の分まで広い世界を見てほしいと。


 ブルーはうなづいて、命の終わりをみとどけた。





 ブルーは国から出ようと思った。


 しかし、それには障害がある。


 国民は、みんな狭い国から誰も出ない。


 それは、国の外に出られない体だったからだ。


 数百年前大きな災害が起きてガスが蔓延していた。


 人々は特殊なドームにこもって生きるしかなくなった。


 だがそのせいで、外の環境に耐えられない体になってしまったのだ。


 ブルーは考える。


 精一杯、夢をかなえる方法を。







 やがて、特殊なスーツを開発したブルーは、外に出ることを選択する。


 最初の一人目として、勇気をもって踏み出した彼は、どこまでも広く続く地平を見つめたのだった。




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