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村襲撃

〜おじいさんside(前回から30分後)〜

「わしは…進化した…!」

「せやな」

「間違いない」

「よがっだな」


「力が…みなぎってくるのじゃ…」

「それな」

「よかったな」

「お腹空いただ」


「これで、わしは…「ねえ」

「何じゃ?今いいところじゃったのに」

「いつまでこれやってるの?さっきから似たようなことばっかり…。もう30分も経ったぞ?」


「…マジ?」

「マジだ…」


「そろそろ、村襲撃の話しよか〜?」

「そうするかのお」

「でもゆうて、さ」


「テキトーに襲えばいいんじゃないのか?」

「せやな〜」

「そう思うだ」

「わしも同感じゃ」


…そう。こいつらは皆、いわゆる脳筋だった。そんな脳みそが筋肉できている者たちが話あうと、こういうことになる。


「よおし!計画は完璧やな!」

「ああ。もしかすると私…天才?」

「後は時を待つだけだあ…1時間後にでもやるべさ!」

「スイカ美味しい!」


…逆に何が決まったのだろうか?不安である。


〜村〜

こちらは、推定生後一歳と一週間ほどのもと赤ちゃん(身長180cm)の方の桃太郎

…だんだん意味不明になってきたなあ。


「おっちゃん!今日も元気だね!」

「そうだな!桃坊も、元気で何より…ところで成長期か?前までよちよち歩きじゃなかったか?」


「…そういう日も、あるよ!」

「そうだな!」

そういう日があってたまるか!

実際、桃太郎自身もなんかよくわかっていないから仕方がない…のか?

ちなみに、桃太郎の身長は時代的にありえない180cmである。

あれ?成長期とかで済ましてるおっちゃん何者?


「…!!!」「…?!」「…!?」

「ん?なんか騒がしいな…」

「鬼だ!はよ逃げろ!!!」

「…んなっ?!鬼だと?!どこのどいつd…


ドン!

「オーニレッド!」

「…オーニブルー…」

「オーニグリーン!」

「オーニイエロー!」

「「「「我ら、鬼鬼戦隊オニレンジャー!!!」」」」(ぺかー)


「「「「なんじゃそりゃー!?!?!?!?」」」」


「…これやる必要あるのか…????」

「そないな些細なこと、気にすんなって!!!」

「そうだべさ…ロマンがあるだ…」

「ほっほっほっほ!わしは気にいっとるのじゃ」


「ん?というか戦隊なら俺らを助けてくれるということじゃ…」

「と、思ったそこのあなたに朗報やねん!」

「わしらは…」

「今からこの村を襲うべさ!!」

「覚悟しときい!野郎ども!いくぜえ⤴︎!!」

「「「おおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」」」

「…もうやだ、この集団」


かくして、鬼鬼戦隊オニレンジャーによる村襲撃が行われようとしていた。

計画?は簡単。

真正面からぶつかって食料を盗む。ただ、それだけ…って、これのどこが計画なんだ?


「そうはさせない!」

そう言ってオニレンジャーの前に立ち塞がったのは悪の組しk…げふんげふん、正義の味方、推定生後一歳と一週間ほどのもと赤ちゃん(身長180cm)の方の桃太郎!


「誰じゃ!」

「ぼ…(僕とか言ったらなんか格好つかなくね?)…俺の名は桃太郎!お前らを倒すものだ!」

「な、なんだってえええ?!?!?!」

「おい、じいさん、裏切ったん?!」

「いやいやいや、単純に名前が同じなだけじゃろ」

「あ、そうか…そうだ、いいこと思いついた」

「ん?いいことって…」


「おい、桃太郎!」

「なんだ!」

「実は私らの仲間にも桃太郎という奴がいてな?こっちの桃太郎とお前とで戦ってお前が勝ったら私らはこのまま逃げよう

「は?何言っとんじゃ?!」

「どうだ?いい話だろう?」

「…いいだろう。だがぼ…俺は強いぜ!」

「は?!ちょい、待つのじy…


こうして、桃太郎と桃太郎の戦いが始まったのだった…。え?おじいさんの意思?おじいさんは快くOKしてくれてたじゃないか☆


次回、桃太郎vs桃太郎

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