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「夜中に何やってるんだ」


PC画面からパッと顔を左に向け、声のする方に動かしてみれば、

親父がぷっくりお腹を見せながら、トランクス一丁で立っていた。


なんて恰好してるんだ!と、普通の人は言い返すかも知れない。

ただ、自分もTシャツとトランクスのみという似たような恰好であり、

静かに「ちょっとネットで遊んでたんだよ」と、スマートに返答。

自分もぷっくりお腹であるが、態度だけでもスマートにと。



「そうか」


それだけ言い、親父は自分の部屋に戻っていった。





・・・・・・・・・


「なんかさめたな」


時間も時間。もう寝るか。

PCの電源を切り、ぐったりと夢の世界へ。

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