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エルフの最強JK ~たった一言で宇宙を滅ぼす程の力を得てしまった~  作者: 紅雨神 幻想紅蓮
【三】 禍駄王ディアボリ編
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六十七話 リア充死す!? 〜まあ妬まれて当然だがな☆〜

第六十七話目です。

「御早う御座います御父上」

「おはようございますお父様」


 二人揃って笑顔で挨拶をする。

 だが勿論偽りの笑顔だ。

 これから殺す相手に笑顔で挨拶なんて出来るか。


「おはよう我が愛し子達よ。待っていたぞ? 相変わらず仲が良いなぁ。兄妹で禁断の恋とかしてないか心配になるくらい仲良しなんだもんなぁ」


 ニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべながら挨拶を返してくる。


「ギクッ!」


 ついさっき六時間にも渡って行為をしてしまったのだ。

 センゴクはつい「ギクッ!」と声に出してしまう。

 一方ルウェーナは心の中で冷静に「ギクッ」と。


「さあ食べようか」


 ディアボリがそう言うと、三人はナイフとフォークを使い、マナー良く食事を始める。

 ただ、センゴクは記憶を操作されているだけでつい昨日まで日本人だったのだ。

 高級レストランや誰かの結婚式に行ったりしたことがなかった為ナイフとフォークの扱いがぎこちない。


 センゴクが頑張って食べていると、急にディアボリがピクリとも動かなくなった。


「ん? あれ? 時間止めた?」


 センゴクがルウェーナに問うと、向かいに座っていた筈のルウェーナが直ぐ隣でしかも思いっ切りくっついてきた。


「こういうことするってことは時間止めたんだな」


 センゴクは一人で納得。


 しかし、何の理由も無しに行き成り時を止めるだろうか? 何か理由がある筈だと思い、取り敢えず「で?」と言ってみる。

 しかし返ってきたのは「ん?」というやたら可愛い返事であった。

 具体的には首を三十五度傾げ、人差し指を口元に軽く触れ、上目遣いで目をキラキラさせながら。

 ルウェーナはセンゴクの妄想が具現化した存在であるが為にセンゴクの趣味や性癖は知り尽くしているのだ。

 詰まり、先程のルウェーナの可愛い「ん?」と言うのは完全にセンゴクの趣味である。


「お、おいルウェーナ? 俺の趣味を良く理解してくれて時を止めてまで実行にまで移してくれるのは嬉しいんだが今は食事中……」

「だめ?」


 先程と同じ仕草でそう言う。


「う……」


 センゴクの趣味ドストライクな為「う……」と言いながらも内心はニヤニヤしまくっている。


「まあお兄ちゃんくんとイチャイチャするのは一旦我慢するとして、そんなぎこちない食べ方してたらディアボリに怪しまれちゃうでしょ?」


 しかしルウェーナは物凄く名残惜しそうに言っていた。

 これはもう好きと言うより中毒だな。

 と言っても科学的には好きというのは中毒と大差ないという考えもある。


「だから、私が教えてあげる♡」


 そう言いながらルウェーナはセンゴクの後ろに回り、両腕を掴んだ。


「お、おい何をする気だ!」

「こうやって両腕を掴みながらお兄ちゃんくんに食べさせればマナーも完璧になるし私も満足! 一石二鳥だね♡」


 セクシーヴォイスでそう言ってきた。


「そ、そうか……だが、当たってる……」


 こんな体制であればおっぱいが当たるのも無理はないししかもルウェーナは巨乳である。

 当たってしまうのは【仕方のないこと】なのだ!


「ん? もうヤること六時間もぶっ通しでヤっちゃったんだから今更気にすることないでしょ?」

「でっでもな? 幾ら時を止めてるつってもここは城の食堂で、しかも目の前にはディアボリが居んだぞ!」


 あたふたしながらセンゴクはルウェーナの手を払い除けようとする。が!


「ああ! そういうことしちゃうんだぁ〜♪ それならこうしちゃうぞ♡」


 楽しそうに可愛くウインクしながら手の甲から指を絡めていく。勿論両手共だ。

 幾ら何でも童貞の中二には刺激が強過ぎる!

 いや、つい先程卒業したんだったか……


「ああもう! お前どんだけ俺のこと好きなんだよ! しかも可愛い過ぎるだろ!」


 元々センゴクの妄想なのだから当然である。


「お前、ちょっとこっち向け!」


 普段のセンゴクからは考えられないくらい強気で言った為、思わずルウェーナは「は、はい!」としっかり返事をしてしまう。


 そしてルウェーナは言われた通りセンゴクに顔を合わせる。

 すると……


「おらっ!」


 と言いながら思いっ切りルウェーナを抱き寄せ、そのままキをした。


「んっ!」


 あまりに唐突だったのでルウェーナと言えど、流石に驚く。


「(ちょっ、ちょっと待って!)」

「(どうした?)」


 キスで口が塞がっている為ルウェーナはテレパシーで会話を始めた。


「んっ♡(なんで、行成そんなたくましくなっちゃうの!? こっちも素敵だけど)」

「くちゅくちゅ(お前が可愛い過ぎるからに決まってんだろ!)」


 いやらしい音を立てながらイケメンヴォイスでそう言い、更に激しさを増していく。

 テレパシーではあるが、兎に角イケヴォなのだ。


「るぇえろぉお」


 という音を立てながらセンゴクがルウェーナの口の中に舌を入れていく。


「んっあ♡ (舌!?)」

「くちゅくちゅ(ああ。さっきヤった時も入れただろ?  気持ち良かったからまたルウェーナと舌絡ませたかったんだ)」


 そんな会話をしながら更に激しさを増して行く、と思っていたが……


「(よぉーしルウェーナ! もっと激しくしちゃうぞ?)」

「(あ、待って! これ以上されたら私ぃ!)」


『シネリアジュウ!』


 目の前からそんな声が聞こえて来た。

 しかしお楽しみ中の二人はそんな声に気付くこともなく……


「え?」


 顔に何か温かい液体が流れてくる。

 センゴクとルウェーナはお互いの額に目を向ける。


「「血だ……」」


 そう呟いた直後、二人の意識は途絶えた……


最近更新ペースが遅めですが、確実に続けていきますのでこれからも宜しくお願い致します。

それと、誤字脱字など有りましたら遠慮無くご報告下さい。

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