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エルフの最強JK ~たった一言で宇宙を滅ぼす程の力を得てしまった~  作者: 紅雨神 幻想紅蓮
【三】 禍駄王ディアボリ編
64/91

第六十三話 偽りの家族 ~ニセファミリー~

第六十三話目です。


なんとなく今回は時間指定せずに投稿してみました。

Twitterで明日(日曜)に必ず更新すると言ってしまいましたからね。

いつもの時間に投稿すると月曜になってしまいますので。


相変わらず更新遅いですけど今後も読んで頂けると嬉しいです。

「そんな畏まらず、いつも通りタメ口で良い」

「そお? じゃあ遠慮なく素で話させてもらうわよ幻想紅蓮」


 紅雨神が偉そうな顔をしながらデーアに言うと、デーアは普通の友達口調で話した。


「お前……それ俺が一応人間やってた時とアンデットになってた時の名前だろ……」

「いいじゃない。初めて出会ったのが地球で言うと……今から三年後くらいだと思うのだけど、その時の貴方の名前が()()()()()()()だったじゃない? 村君やルナティックゴッド、他の皆もだけど、貴方の真の名前が発覚してもずっと幻想紅蓮って呼んでたから未だにそっちで呼んじゃうのよねー」


 この二人は嘗て、他の仲間たちと共に時空すら超えて旅をし、世界を征服したりしていた時期があったのだ。そしてその途中、紅雨神幻想紅蓮と女神・デーアガールは恋仲となったのだ。

 初めて出会ったのが三年後と言うのは、今紅雨神たちの居る場所は三次元とは別の高次元にあり、ここには時間と言う概念が存在していないからだ。

 何を言っているのか分からないかもしれないが、兎に角、時間と言う概念が存在しない次元に二人は居るのだ。


「それで、お前の送った平成戦国とかいう人間の小僧だが……なんか、面倒なことになってる様だが放置で良いのか?」


 紅雨神は少し真面目なトーンでそう言った。

 紅雨神は人間が大嫌いなのだが、それなら何故平成戦国と言う人間が大変な目に遭っているのに何故わざわざ真面目なトーンで言ったのか。まるで心配するかの様だった。


「……え? 何で幻想紅蓮が人間如きを心配してるのよ?」


 当然デーアも疑問に思った。


「ああ。確かに俺は人間が大嫌いだが、お前がわざわざ蘇生させてお前の世界に送ったんだから一応、心配を……お前の為に心配してやったのだよ!」


 その姿はまるで、ツンデレの様であった……


「うふふふふ」


 デーアが嬉しそうに微笑むと紅雨神は焦ったかの様に「おい! 何笑って!」と言うのであった。


「ありがと! とりあえず様子見をしてヤバくなったら助けてあげることにするわ。彼を私の世界に連れてきた責任もあるしね」

「そうか……」


 そう言って紅雨神は紅い光に包まれながら消えていった。

 自分の世界に帰ったのだろう。


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 場面変わってセンゴクは現在城の食堂に居た。


―—お兄ちゃん君!


「はっ!」


 先程からずっと感じていた謎の違和感について考えていたせいで、何度もルウェーナに話し掛けられていた様なのだが全く気付けずにいた。


「あ、ごめん。ちょっと考え事してて……」


 申し訳なさそうに謝る。


「もう。さっきからなんか元気なさそうだけど、どうしたの?」

「ああ……実は……」


 そう言いかけたところでセンゴクは止まった。

 センゴクは謎の違和感に悩んでいる訳だが、ルウェーナに至っては存在そのものが変なのだ。妹そのものに対して違和感を感じているのだ。

 それなのに、ルウェーナに向かって「お前と言う存在そのものに対して違和感を感じるんだ」等と相談出来るだろうか? 違和感を感じるものの、センゴクの記憶ではルウェーナは実の妹ということになっているし、一緒に遊んだり、(兄妹)として可愛がったりした記憶もあるのだ。

 妹の存在を否定するかの様なことは、絶対に言えない。


「……ごめんね。ちょっと思考読ませてもらうね」


 何かを察したかのように、ルウェーナはいきなりそんなことを言ってきた。


「は!? だっ駄目だァ! お前まで傷ついちまう!!」


 ルウェーナがいきなり思考を読むと言ってきたが、センゴクには自分が何をされるのか直ぐに分かった。

 今更だが今センゴクの居るこの世界はファンタジー世界であり、当然魔法も存在する。

 しかもルウェーナは魔法がかなり得意な方であり、あらゆる魔法を使うことが出来る。


 そして、容赦なくセンゴクに思考を読む魔法を使った。


「ゔっ!」


 思考を読まれている間は頭に激痛が走る。

 ルウェーナの魔力が無理矢理センゴクの脳に介入しているからだ。


「痛いと思うけど我慢してねー」


 ルウェーナは優しくセンゴクにそう囁いた。

 だがその優しさが寧ろ恐ろしく感じてしまう。


「う、ぐ……あああああああああ!!」


 激痛とルウェーナの恐ろしさでたまらず叫び出してしまう。


「大丈夫だよお兄ちゃん君。私がついてるから」


 そう言いながらルウェーナは優しくセンゴクを抱きしめた。

 今度は恐ろしさは感じず、心地良く、安心することが出来、いつの間かセンゴクは眠りに落ちてしまっているのであった。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


良ければ評価やブックマーク等宜しくお願い致します!

次回も宜しくお願い致します。

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