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エルフの最強JK ~たった一言で宇宙を滅ぼす程の力を得てしまった~  作者: 紅雨神 幻想紅蓮
【一】 弥生さん好きなだけ無双編
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第三話 ロリっ子とイチャついた後、殺人を犯す

第三話です。ちょっと過激です。


もし宜しければ評価等宜しくお願い致します。

 弥生はシルルの笑顔を見た後、シルルに部屋へと案内されていた。


「こちらがお姉様のお部屋になります」

「うん、ありがとう」


「夕食ができ次第お呼びします、ごゆっくりどうぞ」

「うん、ありがとう」


 バタンッ!


 シルルは弥生の夕食を作りに行った。一人で作るのだろうか……この宿屋にはシルルと客しか見当たらなかった。


「シルルが一人で作るのかな? 他に調理師みたいな人とか居なかったし……うーん、心配だ、見に行ってみようかな……」


 〜厨房〜


「ふんふーふふーん。お姉様何がいいかなあ、最初だしまずは普通の定食でいいかな?」


 シルルは楽しそうに鼻歌を歌いながら夕食のメニューを考えていた。

 しかし驚くことに、この厨房には調理器具が何一つないのだ、俎板や包丁なしでどうやって調理するつもりだろう? 謎である。


 〜弥生の泊まっている部屋〜


「うーん、手伝ってあげたいけど、邪魔しちゃ悪いしなあ、でも私の能力があれば邪魔にならず、完璧なお姉様を演じられる!! 決めた! 手伝いに行こう!」


 弥生は自分の能力を活かして、シルルを手伝おうと決め、廊下に飛び出した!


「あ、お姉様、どこに行くのですか?」


「え? シルル! どうしてここに?」

「お料理が出来たので持ってきました!」


「待って早くない!?」


 あの調理器具〇の厨房で一体何を作ったというのだろう? しかもシルルが夕食を作ると言ってから、三分程しか経っていないのだ。


「お姉様には一番美味しい定食を作りました! お口に合うと思います!」


「一番美味しいのを作ってくれたの? …どれどれ、わっ、これは! カレーじゃない!」

「はい! ()()()です!」


 どうやらこの世界にもカレーは存在するらしい。しかし発音が違く、「カレー」ではなく「カレェ」らしい。では魚の方はどうなんだろう?


「こんな、見るからに美味しそう、でも三分でどうやって……レトルトじゃないよね?」

「レトルト?」


 この世界にレトルト食品は無い!!


「じゃあ食べるね、いただきます。」


 ぱくっ!


 弥生はカレェをスプーンですくい、一口食べた、そして、食べた瞬間ガクガクと震えだす。

 これにはシルルも「お、お姉様、だ、大丈夫ですか? ……あの、お口に合いませんでしたか?」と心配している。


 だがその心配は必要なかったようだ。


――おいしい!!!


 アニメとかでよくあるやつだ、一旦不安がらせてから一気に美味しいとか言うやつ。卑怯者め!


「――!!! 良かったです!」


 弥生はちゃんと美味しいと言ってくれたのでシルルも喜んでいる。


「こんなに美味しいカレー食べたの初めてよ! どうやって作ったの?」


「あ、えと……つ、作り方は、秘密、です!」


 弥生がこのカレーの作り方を質問したが、シルルは目を泳がせながら「秘密です!」と答えた、この娘、なにかあるなと弥生は確信した。


 〜夜〜


「はあ♡、はあ♡、ムラムラしてきたわ。そう言えば私まだ処女だったなあ、いつもは一人でシてたし、たまに、週に一回くらい飛鳥とレズってたけど、はあ♡、はあ♡、指じゃっ届かな♡、はううう♡♡♡♡!」


 弥生が何をヤっているのかはご想像にお任せしますが、まあ、アレですよアレ。


「あ! そうだ! 能力で創造魔法習得して男創ればいいんだ!!」


 ズゴゴゴゴゴと音を立てながら床から男が現れる。


 弥生は願いを叶える能力で創造魔法を習得し、男を創造したのだ。そして自分を襲わせた(笑)


「あっ♡ あっ♡ 激しっ♡」

「弥生様、気持ち良いですか?」


「最っ高よ♡!」


 〜廊下〜


「お、お姉様が! お姉様が! おねえさまあああああ!!!」


 実は弥生の部屋の扉は完全に閉まっておらず、偶然通りかかったシルルに見られてしまう。シルルの顔は真っ赤だ。

 弥生は、自分がシルルに見られていることに気付くことはなかった……


 〜次の日〜


「(ん? 何かしら、体に重みがかかっている? うーん、人? 結構軽い感じも……)」


 弥生は誰かに乗っかられている感覚を覚えながらも、気になるので取り敢えず目を開けることにした。


「――!!!」

「おはようございます♡ お姉様!」


「シルル!!」


 なんと、弥生の上に馬乗りになっていたのはシルルだった。

 馬乗りどころか抱きついている。側から見たら少女が幼女に押し倒されているみたいだ。(シルルは幼女って程でもないけど)


「えーと、シルル、何してるの?」

「やっぱり、お姉様は男の人じゃないとだめなのですか?」


「――!!! 見たの?」

「……はい、夜、見回りをしていたらお姉様のお部屋の扉が開いているのが見えて、ちょっと覗いてみようと思い、近づいてみると、お姉様の気持ち良さそうな声が聞こえてきて、中を覗いてみると男の人のアレがお姉様の×××に刺さっているのが見えたんです……」


 シルルは弥生の夜のお楽しみを見てしまったようだ!


「はぅ♡! 嫉妬しちゃってるシルル可愛い!!!」

「お、お姉様?」


 しかし弥生は、見られたことに怒ったりせず、寧ろ興奮している。


「シルル!」

「な、なんでしょうお姉様!」


『お前マジ可愛い、好きだ! 愛してる』


 弥生は能力で性転換し、低くてめっちゃ格好いい声でシルルに愛してる宣言! 因みに見た目も変え、身長百八十センチ、長めの黒髪に整った顔、太くて長い棒。男すらホモに目覚めさせそうな程のイケメンになりやがった!


「えええ! おおおお姉様じゃなくてお兄様!?」

「シルルちゃん、俺のことはお兄ちゃんと呼べ!」


 駄目だこいつロリコンだ!

 

「お、お兄、ちゃん……」

「ふおおおおおおお!!! シルルちゃん! 愛してるうううう♡!!!!」


 ガバッ!


 男になった弥生♂はそのままシルルを押し倒してしまう。


「や、やめ、やめて、くだ、さい。お兄ちゃ♡、はううう♡♡!!」

「ハアハア、シルルぅ、お前ホント可愛い! 俺だけの妹だ! はーはっははー!」


「あっ、そこは、そこは、めっ!」

「ふぉわああああ!!! なにこの娘可愛い!!!」


 ピーーーー



 弥生♂はシルルにHなことをしてしまった。それはもう日本だったら逮捕され、ニュースや新聞に乗るレベルだろう。

 しかし、弥生にも言い分はある!


 弥生♀「だって可愛かったんだもんっ!」


 ~~~~~~~~~~~


 〜宿・ラヴホ、入り口辺り〜


「お姉様大好きです! 私も愛しています!」


 そう、別に弥生♂が襲ったからではない、シルルは出会った時から弥生のことが大好きだったのだ。そこに弥生♂が襲ってきたので、両思いだったことが分かり、もう素直に好意を示すことにしたのだ。


「うん! 私も大好きだよ! 妹としても、それ以外でも!」

「お姉様、今日の夜も……そのぉ、」


 シルルは赤面しながら弥生にアレを要求する。


「ええ、良いわよ! こっちから頼みたいくらいだったしねっ! もう可愛いなあシルルは♡」

「あ、いえ、そうじゃなくて、今日の夜は……お兄ちゃん(弥生♂)じゃなくて、お姉様(弥生♀)のままがいいです! 私、お兄ちゃん(弥生♂)のことも大好きだけど、お姉様(弥生♀)のことはもっと好きですから! 愛してるのはお兄ちゃん(弥生♂)じゃなくてお姉様(弥生♀)なんです!」


 ……シルルちゃんは、レズに目覚めてしまったようだ……


 ~~~~~~~~


「くうう! 何アレ超可愛いんですけど!!」

「受付のシルルちゃんも良いが! あの黒髪エルフの娘も可愛いなあ!」


 弥生とシルルのやり取りを見ていた入り口に溜まっている男たちが、すごい和んでいる、二人とも可愛いから仕方ないね!!


「なあ、俺、見ちまったんだ!」

「なんだ? お化けでも見たか? HAHAHAHA」


「ちげえよ! あのエルフの弥生って娘、昨日の夜、ヤってたんだよ!」

「ん? シルルちゃんとヤってたってのは朝だろ?」


「噂によると、シルルちゃんとヤってたってのは弥生ちゃんじゃあなく、ムカつく程のイケメン男だったらしい」

「なんだと!」


「お前ら俺の話聞け!」

「何を言うか! シルルちゃんが! 俺たちのシルルちゃんが男と!!! 許せぬ!! 俺たちは可愛いシルルちゃんを見にここにきているということを忘れるなアアアアァァァーーーー!!!」


「そのシルルちゃんを犯しやがった糞男も許せねえが! 弥生ちゃんが、シルルちゃんとヤる前、深夜0時くらいのことだ、弥生ちゃんが男に襲われて、犯されていたんだ!!!」


「「「「「ナンダッテェエエエエエ!!!!!!」」」」」


「……お姉様、あの人たち怖いです……」

「大丈夫! 無視しなさい!」


「そうですねっ!」


 シルルは色々暴走している男共を怖がり、弥生は酷いアドバイスをする。しかりシルルは納得。

 そして、無視されると言われた男共は大興奮!


「お姉様、これから、街の外へ行くのですよね?」

「そうねえ、やっぱり稼がないとご飯食べれないし、ここにも泊まれないしね……」


「そんな! お姉様からお金を取ったりなんてしませんよ! お姉様は只で良いですから!」

「――!! シルル……それじゃあこうしましょう! 私、今日からここに住むことにするから私が稼いできたお金はシルルと一緒に使う! シルルだってお金ないと困るでしょ?」


「――!!! 嬉しいです! お姉様と一緒に暮らせるなんて!!」


 弥生は此処、「宿・ラヴホ」でシルルと共に暮らすことに決め、二人で稼いだ金は二人で使うことにすることにした。


「それじゃ、行ってくるね! chu♡」


「!!!!!!」


 弥生はクエストを受けに行く前に、シルルに行ってきますのキスを頬にした。シルルは真っ赤になって嬉しさのあまり興奮してヤバい! ついでに男共も、弥生の甘いキスを見て鼻血を出しまくり、中には出血多量で意識を失う者も!! 更に!! 実はここにはまだ女性客もおり、女性客全員がレズに目覚めてしまう事態に!!!


「……お姉様、そっちも良いけど、口に……くらはい……」


――ええ、いいわよ!


 シルルは口にキスをすることを要求、それを軽く了承する弥生。


 ズッキューン!!!


 レロレロ♡


 しかも舌まで絡ませ、エロい! エロ過ぎるキスだ!!! 羨ましい!!!


 気づけば、宿の床は血まみれになっていた!これは掃除が大変そうだ。まあ興奮して鼻血を出しすぎた客に掃除させれば問題ないが、それだとここに居る客、男性客も女性客も全員が清掃作業をすることになってしまう。

 効率はいいが、なんか、多すぎてもやりずらいことってあるし……


 ~~~~~~~~~~



 弥生はシルルと二回キスをし、血まみれになった床を見てから冒険者ギルドへ向かった。


 〜冒険者ギルド〜


「おお! 待っていたよ弥生ちゃん! 君とパーティを組みたいと言う野郎共が殺到しててねえ、良かったらパーティー組んであげてくれないかい? 悪い話じゃあないと思うがね?」

『だが断る!!!』


 冒険者ギルドの中へ入ると、なんかギルドマスターのエディアカランが色々、パーティーの勧誘とか言ってきたが、弥生は華麗に断る。


「なんでぇ!! 君ぃ! まだ初心者じゃあないかぁ!」

「足手纏いになるからよ!」


「なあに! 心配することはない! みんな最初は初心者なんだから! 初めは誰だって足は引っ張ってしまうさ!」

「いや、足を引っ張るのは私ではなく周りね、正直に言ってしまうけど、こんなカス共とパーティーなんて組んでいたら1つのクエストに一時間以上掛かってしまうわ」


「まあ確かに君からしたらみんなカスなんだけどさあ、つか逆に、クエストは一時間以上掛かるのが普通だからな?」


 断ったのだがギルマスは勧誘をしつこく続ける。

 弥生は断り続ける。ついでに他の冒険者をディスっておく。



「おいおい新人! なに俺らのことディスってんのさ! 仲良くしようや?」

「それ以上近づくようなら問答無用で殺すけど、どうするのかしら?」


 なんか二十歳くらいのチャラい男冒険者が弥生に近づきながら話しかけてくるが、弥生は「それ以上近づけば殺す」と、なんか人質をとっている強盗のようなことを言っている。


 しかし、弥生は本当にこの男のことを殺るつもりなのだ。だって、既に元の世界とは関係のない弥生にとって重要なのは、愛してる義理の妹シルルと、恐らくこの世界に来ているであろう、親友の古墳飛鳥、そして、転生前にお世話になった神「紅雨神様」と自分だけだ。それ以外の命は全員G(ゴキブリ)と同等かもしくはそれ以下としか思っていないのだ。故にモンスターだろうが人間だろうがそれ以外だろうが、今言った人物以外はなんの迷いもなく殺せるのだ。


「ほほう? お前、可愛い顔して恐ろしいこと言うなあ! はは! 折角可愛いのに、台無しだぞ?」


 そう、なんか気持ち悪いことを言いながら男は弥生に近づいて行く。実際弥生もこの男キモいと思っていた。

 そして! この男は弥生の忠告を無視し、近づいてきたので死ぬしかない訳だ。


「私の話した言葉を良く理解していない脳なのでもう一度チャンスをあげるわね?」

「ん? 君に俺を殺せる力があるとは思えないがねえっはっはっはっははははははあーーー!!」


『私に一歩でも近づけば殺すから! 逆に死にたくなければ一歩下がりなさい!!』


 弥生は殺気に満ちた顔と声で、もう一度男に忠告をする。


「ほう? 面白い! ほら! ほら! 近づいたぞ? 殺さないのかい? じゃあ君を性的に食べることにしたが? いいかい? ははははは!!!」

「何言ってるのかしら? そんなに怖かったのね? ふふふふ! そんなに! 一歩下がるなんてホント、わたしのことが、余程怖かったのね?」


「てめ! 何言って! ハッ!! これは! どういうことだ!!」


 そう、男は一歩近づいた筈だった! 間違いなく一歩近づいたのだ! それなのに!


「馬鹿な!! 何故! そんな阿保な!! 何故! 一歩進んだ筈なのに! 何故! 一歩下がっているのだ!! 意味わかんねええええええ!!! 魔法か!?」


「あら? そんなに死ぬのが怖いのかしら? 今回だけよ? 今回だけは特別に許してあげるから、でも、次私に近づいたら今度こそは間違いなく『殺す』わ!」


 弥生はそう、男は言っても分からないようだったので取り敢えず、能力で男を一歩下げさせた。親切だ!


「て、てめえ! この女ァ!! 舐めやがってぇえええ! こうなったら! 多少痛い目遇って貰うぜ!! 覚悟しろ!! っくっく! そして、性奴隷にして、にゃんにゃん可愛がってやる!! ふはは! ふっふっふ! あひゃひゃひゃひゃああああ!!!」


 男は、精神が崩壊しながら、一歩弥生に近ずく、今度は弥生も呆れ、能力で後ろに下げたりはしなかった。


「あなた……どうしようもない馬鹿な人ね……」


「ふうううははははははは、どうした!! 殺さないのかあああああ!!!」

「本当は、痛み、苦しみを一切与えずに殺してあげようと思ってたけど、気が変わったわ! あなたには最悪な殺し方をする!!」



――死ね!


 ズシャッ!!!!! ズシャッ! ズシャッ!


「ぐふぉああああああああああああ!!!!! なにを! なにをぐくぁwせdrftgyふじこlp;」


 弥生は、願いを適える能力で男の体に一立方メートルの四角い穴を次々に開けていく! なんて酷い殺し方なたなんだ!! 弥生ちゃんドS!! そして、出来る限り苦しみを与えて殺すので、心臓は一番最後に穴を開けるのだ。


「ぎぃいいいやああああああ!!! 助けてくれえええええええ!!!!!! お願いだあああああ! たすけ……タスケ……テ…………」


「フィナーレよ!」


 ボォオオオグウウオオオオオン!!!!


 流石に心臓に穴をぶち開けて止めるというのは気が引けたので、弥生は男を爆破した。勿論人や物に一切ダメージが入らないよう、特殊加工した爆発だ……


「一つ……わかったことがある。いくらエルフになったからと言って、いくら最強の能力を手に入れて、転生した瞬間から世界最強になったからと言って、もう既に、あの、もと居た日本とか言う国……もと居た世界……もう既に私とは無関係……私は……いくら最強になって、エルフになったからと言って。



――人殺しは……あまり気持ちの良いものでは……ない…………


 to be continued...


最後まで呼んでいただきありがとうございます!


第四話も宜しくお願い致します。

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