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エルフの最強JK ~たった一言で宇宙を滅ぼす程の力を得てしまった~  作者: 紅雨神 幻想紅蓮
【一】 弥生さん好きなだけ無双編
28/91

第二十七話 シルル・デヴォンVSカリミア・エクタシィ

第二十七話目です。シルルとカリミアが戦うが……


宜しければ評価やブックマークなど宜しくお願い致します!

「甘いですよ? ふふ」



 シルルはカリミアを倒し、良い気分になっているところ、背後から爆死した筈のカリミアが現れる。



「え!? なんで、私の『爆裂(エクスプロージ)音速蹴りョンサウンドヴァラサティキック』を喰らってなんで生きて……(物理は詳しくないから爆発したのは嬉しい誤算だったけど)」



 あんな爆発を喰らう、いや、正確にはカリミア自身が爆発したのだが、それで死なないのは絶対に可笑しい。自分が爆発しても死なないのは弥生と神様くらいだと言うことを、シルルはよく分かっている。そう、シルルの考えは正しいのだ。爆発を喰らうだけではシルルや大正程度でも生き延びられるが、自分自身が爆発しても尚、生き続けることが可能な存在と言えば、現在この世界には弥生と紅雨神を含む、あらゆる神様だけなのだ。


 そして、シルルの疑問に対するカリミアの回答は衝撃的なものであった。




――だってあれ、人形ですから(笑)




「な……え?」


 シルルにはカリミアの言っていることの意味が理解出来なかった。

 さっきまで自分を罵っていた弥生そっくりのあいつが人形? 因みに今シルルの背後に居るカリミアも当然爆死した人形だと言うカリミアと同じ顔をしている。


「そのままの意味ですよ? シルル・デヴォンさん。あなたの実力が分からなかったので念のため身代わり人形を遠隔操作していたんですよ。私、こう見えて裁縫得意なんですよ」


 完全に自分そのものを再現した人形を作っていたのだ。裁縫が得意とかの次元ではない。恐らく何かの能力か高度な魔法を使ったのだろう。



「くっ! ちょっと意味分からないですがあなたは私にとってお姉様の偽物という認識です! 詰まり敵! 今度こそぶっ倒します!!」


 シルルの目が本気になり、殺気に満ち溢れる。


「ふふふ。そんな可愛い顔をして、勿体ないですよ?」

「五月蠅いです! 『音速波』!!」


 音速波。衝撃波を相手に向けて音速で飛ばす技だ。さっきの爆裂(エクスプロージ)音速蹴りョンサウンドヴァラサティキックより威力は劣るが、離れて攻撃できるので攻撃者側は安全に攻撃が出来る。


「先程も申し上げたじゃあないですか? 甘いですよ! と! 『召喚・竜盾(ドラゴンシールド)』!!」 


 ズドォオオオオオオオオ!!!!


 激しい衝撃音と共に煙が巻き起こる。

 シルルから見ると、間違いなく『音速波』はカリミアに直撃した。即死、とまでは行かなくとも相当なダメージを負った筈だ。


「何が、『甘いですよ!』ですか! 避けずにあえて私の攻撃を喰らう方がよっぽど考えが甘いんじゃないですか?」


 シルルも割と調子に乗ってカリミアを罵倒してみる。

 だが次の瞬間、シルルは信じられないものを目にする。


 煙が消えていくと同時に、カリミアを庇う赤色の巨体が見え始める。


「え? な、な、なん、で。あれは!!」


 赤い巨体に巨大な翼、ここまでは格好良いが、顔面には誰かさんにぶん殴られた痕、腹部には誰かさんの足跡が異常な程深く付いている。恐らく思い切り蹴られたのだろう。一体誰が!? しかしシルルには随分と見覚えのある。

 そう、こいつは……


「スカーレットドラゴン!?」


 大正なしで、シルルが一人でこんなに驚いたのは久しぶりの出来事だ。

 シルルは目を丸くし、口を漫画の様に大きく開け、その巨体の名を叫ぶ。


「あえてですよ? ふふ。私は世界最強の召喚術師。本名を縄文 蓋層(がいか)。とても分かりにくいけど地球の地質時代区分のカリミアンを漢字表記したらそうなるのです。読み方を適当に決めたのが私の本名。ヱミリアお姉様も知らない筈です。そして、もう一つ、私は未来予知が得意でしてね。このドラゴンと弥生が結構接点あったみたいなので、あえてこのドラゴンを召喚して私の盾になって頂きましたありがとうございます。(笑)」


「……すみません。なにを言っているのか訳が分かりません」


 カリミアは笑顔で色々なことを一気に言うが、シルルの頭は追い付いていかず、途中でカリミアの話を理解しようとするのを諦め、何を言っているのか分からないことにした。


『う、ぐぁ……』


 存在が空気のようになってしまっているスカーレットドラゴンは、カリミアに盾にされてしまい、動けない程の重症を負ってしまう。


「あ、そういえば、あなた。私の()に随分としつこくしているそうね?」

『え? いや、その。あなたの妹さん? ってどちらさま? って弥生ちゃんそっくり!? まさか!!』

「え? まさか! そんな。でもそういえばさっきこの人自分の苗字を()()って……」


 ドラゴンとシルルは気付いてしまった。この、世界最強の召喚術師、カリミア・エクタシィと縄文弥生の関係性を。




「さっきも言ったけれど、私の本名は、縄文蓋層。縄文弥生の、実の()です!」


「……え?」

「……ふぇ?」


 「え?」 がシルルで、「ふぇ?」 がスカーレットドラゴンだ。


 シルルとドラゴンの反応は正しい。あの、宇宙最強のエルフのJK。縄文弥生に実の姉が居たというのだから。顔がそっくりなのも納得がいく。しかし、弥生と血のつながった姉だというのなら、弥生が人間だったころの姉ということになる。弥生の両親は間違いなく人間なのだ。詰まり、魔族であるカリミア・エクタシィが縄文蓋層と言う弥生の実の姉だと言う事実は、矛盾している……それとも、彼女も日本からの転生者であり、転生時に種族を変更したのだろうか?


「この話は従姉妹で魔王のヱミリアお姉様も知らない。貴女たち二人は随分(弥生)のことを気に入っているみたいだから特別にに教えて差し上げますので心してお聞きください」


 to be continued...


最後まで読んで頂きありがとうございます!


宜しければ第二十八話目も宜しくお願い致します!

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