エルフの森 連続ツルツル事件(十)
百聞は一見に如かず。
そんな事を言ってからシマ君がくわえて来たのは、どこからどう見ても小さめのノート型パソコンだった。本体には『InDell』と刻印があり、しょうもないメーカーネタに脱力感を覚える。シマ君は器用にパソコンを開いて起動すると、『Macindows Q』という文字の後に、おびただしい数の猫の足跡が描かれた壁紙があらわれた。
『これは俺の制作者の使うてた「ぱそこん」ってやつや。この中にマレビトたちの画像や動画が入っとる。パスワード知らんから他人の記録は見れんけど、ちょうど俺の記録にポコたちの姿も映っとるから見せたるわ』
いいながら画面をペタペタ触り、次にキーボードを操作するシマ君。惜しいな、マウス式なら猫がマウスを操るという素敵な絵が実現したのだが。シマ君がパスワードを入力し始めたので目を逸らしたのだが、彼は別に知られても構わないとばかりにパスワードを口にする。
『「にゃおにゃお」やから……280280、や』
………。
それだとニーハオニーハオになるような気もするが、猫だからいいのか。
『ほれ、始まった。ルシアの姉さん、よう見とき。画面の右端に出てくるんが姉さんのご先祖様、マスターポコや』
「は、はい」
身を乗り出して画面に見入るルシア。その動画は工房の作業台に横たわるシマ君を映す所から始まっていた。
◆◆◆動画・SHIMA001◆◆◆◆
「下痢っち、もう始まってる。作動してる」
「えっ」
「ランプついてるよ。ほら、しっかり持って。手ブレには対応してないんだから」
横たわるシマ君の画像が流れる後ろで、数人の男女の会話が聞こえてくる。どうやら撮影機を持っているのは『下痢』という悲しい渾名を付けられた男らしい。画面は手ブレで揺れていたが、持ち方が安定したのかしばらくして揺れはおさまった。画面の中のシマ君は寝起きのまどろみの中にいるのか、撮影されている事に気づかずにいる。その脇に、一人の少年があらわれた。
「新しい家族の誕生を祝して、ハッピーバースデーとか歌った方がいいかな」
「目覚めた途端に意味不明な歌が聞こえて来たら気味が悪いだろ、やめとけ」
「アタシは早速戦いたいな。こんな猫のロボットがアタシたちの最終兵器とか、納得行かないんだよね」
「……動物虐待反対」
「下痢は黙ってトイレに行ってな」
少年は周囲の騒々しい話を無視して、シマ君を撫でながら誕生日の歌を口ずさんでいる。それは確かにルシアを思わせる優しそうな姿であった。日に焼けたのか少し色あせた金髪に、人の良さを感じさせる柔和な印象の顔つき。男性版ルシアと聞いて思い浮かべるとしたらこんな感じ、というイメージそのままだった。
しばらくまた画面が揺れる。撮影者が誰かに叩かれているのだろう。少年が歌を中断して画面から消えると、しばらくして「ガスッ」という痛々しい音と共に揺れはおさまった。
「セクシーさんはいい加減、好意を暴力で表現するのを止めた方がいいと思う」
「なっ……なんでアタシがこんな弱っちい奴に!」
「ああもう喧嘩しない、シマが怖がるでしょう! ヤるなら外でヤって来なさい、魔族に見られながら」
「……何で君が言うと違う意味に聞こえるんだろう」
いつまでも騒々しい口喧嘩の中、画面の中のシマ君はようやく意識が覚醒したのか、目の焦点をこちらに合わせる。そしてちいさな声で、一言こうつぶやいた。
『うっさいわ』
カパッと口を開ける。
次の瞬間、真っ白な光と共に動画は終わった。
◆◆◆SHIMA001終了◆◆◆◆
『まあ、映像にポコが映っとんのはこれ一つだけや。けど、びっくりしたやろ? ホンマそっくりやもん』
いや……。
確かに皆びっくりしているが、理由は明らかに最後の『口から怪光線』だろう。加えて彼がマレビトたちの最終兵器というのも衝撃的だ。恐らくはレベルカンストキャラもいたであろうマレビトたち。そんな彼らの切り札がシマ君。その戦闘力がどれほどのものか、想像すると空恐ろしい。
『あの大戦ではな、敵方についたマレビトの作った「スキルキャンセラー」っちうのが最大の障害やった。レベルで上がった能力補正まで打ち消されるもんやから、その効果範囲内やとマレビトも使いもんにならんようになる。けどポコはそんな中で例外やったな』
「例外?」
俺が尋ねるとシマ君は頷きながら答える。
『元の世界では「じえいたい」っちう所におったらしいわ。で、「格闘マニア」で「アーミーマニア」とか言うとった。野戦に向いてる武器や罠を仲間に作らせて、それで戦っとったんや。スキルキャンセラーではアイテム類を弱らせる事は出来んからな。能力補助のある装備で固めて、後は己の運動神経だけで戦っとったんよ。敵がスキルキャンセラーを持ち出してしばらくは、ポコが戦線を維持しとったと言っていいくらいや』
それは……
熱いな。燃えるシチュエーションじゃないか。
『とにかくポコは、あのちっこい身体で何百っちう敵を倒した英雄や。大戦の終盤では火力が足りんようになってもっぱら支援に回っとったけど、居らんかったら間違いなく俺たちは負けとった。その英雄の血を、間違いなくルシアの姉さんは受け継いどる』
ルシアは半ば呆けたような表情でシマ君の言葉を聞いている。彼女も今日は色々ありすぎて頭がパンクしそうなのかもしれない。
「……似てる、からですか?」
『外見、纏っとる空気、そして感じとれる魔力。どれもよう似とるし、姓もポコなんやろ? それにさっきトイレに案内しとった時に「覗いたら猫だからって容赦しません。キリマン流闘拳術の奥義をぶち込みます」って言うてたやろ。キリマン流闘拳術っちうのはポコが作った流派や。ここまで揃っとったら間違いないんと違うかな。結界も普通にすり抜けとるし』
………。
どうでもいいがルシア、猫相手に何を言ってるんだ。
「私がマレビトの子孫……」
つぶやくルシアのそばにフレイが移動して寄り添う。
「別に今のルシア自身がそれで変わっちゃうわけじゃないんだから、そんな気にする必要ないんじゃない? むしろ私的にはルシアの異様な万能さの理由が分かって納得って感じだけど」
「万能って……」
「色んな回復魔法や奇跡を使えて、自分で自分を守る強さもあって、いつも冷静に仲間をよく見てフォローしてるもん。それも実戦経験が全然無かった頃から。私が空回りしてた時もよく助けられたけど、普通駆け出しの人間はそこまで気が回らないし冷静でいられる度胸も無いよ?」
照れて俯くルシア。それにしても、話を聞く限りはルシアも相当強いようだな。残念ながらあの毛玉戦ではルシアの戦う様子を見る余裕は無かったが、いつか見てみたいものだ。
「ルシアさんは私を必死になって助けてくれましたし、私にとっても英雄ですよ」
「セ、セーラさんまで何言ってるんですか!?」
いつの間にか褒め殺しタイムが始まっているらしく、ルシアはもう顔を真っ赤にして照れまくっている。そんな光景をニヨニヨしながら見つめるリリー。平和だ。
『ま、そんなワケやからルシアの姉さんは俺が結界を弄らんでも問題無くここに入れる。入れるけど、多分ここにあるもんを使いこなすにはまだまだレベルが足らんやろな。せやから、レベルが三桁に到達する頃にまた来るとええわ。そん時は俺がなんぼかアイテムを見繕ってプレゼントしたる』
「えっ!? あ、その、いいんですか?」
『ポコには世話んなったから、恩返しみたいなもんや。っちゅうかあのチビっ子、色んなもん作らせといて結局使わず地下室に放り込んだまま、とか勿体ない事結構しよるからな。地下室がガラクタで半分くらい埋まっとるんよ。ある程度減らさな、狭苦しくてかなわん』
「あ、ありがとうございます」
きっと凶悪なアイテムだらけなんだろうな。そんなもの外に出して大丈夫なんだろうかとも思うが、ルシアの事だからきっと使い方を間違えたりはしないだろう。彼女が私利私欲で他人を不幸にするという姿は想像出来ない。
ショックから立ち直って落ち着きを取り戻したルシア。今は膝の上に乗ったシマ君を撫でながら幾分笑顔を見せている。シマ君はそんな様子を確認してから、俺の方へと向き直して次の話題へと促した。
『で、本題やけど。兄さんたちはここへ何しに来たんや? 多分聞きたい事があるんやろうけど』
そう、それを忘れてはいけない。俺は気持ちを切り替えて、シマ君にこれまでの経緯を話し始めた。
『なるほどなぁ。あのネズミの異常行動にはそんな絡繰りがあったんか』
「いや、まだ粘菌が原因とはハッキリしていないんだ。ただ可能性が高いという事と、問題はヤツが『火炎剣』を使うという事。それでシマ君にはガス溜まりがありそうな場所を聞いておこうと思っていた」
ふうむ、とシマ君は口元に前足を当てて考える。その仕草に女性陣は目を輝かせるが、これだけ関西弁で話してるのにまだ可愛いと思える神経が分からない。第一、口から怪光線を出すんだぞ、この猫。
『ガス溜まりに関してはここからだいぶ北に一つ。でも火はつかんで、むしろ消しよる。毒性がかなり強くてな、そこに生えとった草も妙な変化しとるから見てすぐ分かると思うわ。あとこの近辺やと2日にいっぺんは雨が降るし、湿気もハンパないから多少火を使うても大きな火災にはならんで。特に最近は雨も激しいしな』
植物の生態系をも変える毒性の強いガス……亜硫酸ガスとかそういうレベルの危険度では無いな。北部には近づかないでおこう。しかし森での火災を心配しなくて良いのなら戦いは楽になる。これなら対策を練るのは毛玉の忍術くらいのものだろうから。
「ありがとう、それが聞けただけでも来た甲斐があった。あとはどうやって戦うかだが……あの分身攻撃はなかなか厄介だな。範囲攻撃魔法を使ってなんとかしたい所だが」
いっそボーナスポイントを使って今習得してしまうか、とも考える。しかしイメージする力が鍵となるこの世界において、付け焼き刃的に覚えた魔法がいきなり使いこなせるとは限らない。今現在、俺の持ってる範囲攻撃魔法と言えば……ウォーターミストだろうか。厳密に言えばこれは幻惑の魔法なのだが。
「あのモッサンはカトさんの髪の毛を狙ってるよね」
リリーが何かを思いついたようだ。
「カトさんの頭めがけて飛んで来た所をセーラさんの魔法で撃退するのが確実じゃない? ほら、さっき戦った時もセーラさんの魔法が一番効いてたっぽいし」
「確かに効果的ではあるが、それだと逃げられるだろ。簡単に距離をあけてしまうのも危険な気がする。ヤツは知恵が回るからな、多分地中を潜って攻撃とか嫌な技を駆使してくるだろう」
そこまで言って、ふと気づく。ネズミと戦うなら打って付けの方法があるじゃないか。野生で野鼠を餌にしている動物、キツネ。俺はキツネに変身出来るのだ。
「俺がパンツを使ってキツネ男になるという手がある」
「却下」
ジト目でフレイが即答した。なぜだ。
「相手はカトーさんの髪の毛狙いだから、髪の毛が隠れちゃ逃げられちゃうでしょ。それに個人的に私の思い出が穢れる気がしてイヤ。ムキムキのゴールデンフォックスとか泣きたくなってくる」
うぬぬぬぬ、格好良いじゃないかキツネ男。動物のマスクマンは子供からも大人気なんだぞ、俺のいた世界では。……しかしそれではどうするか。『犬の鼻』を使う事も考えたが、あの臭い唾液を頻繁に使っているのなら森中に臭いがついて混乱するか鼻が曲がるかして使い物にならない可能性がある。地道に囮になりながら索敵で追いかけるしか無い、か。
「あっ」
ルシアがハッとした顔で口を開いた。
「シマさん、ご先祖様は罠を作ってもらってたって言ってましたよね」
『確かに言うたな。けどネタに走ったもんばっか作られて、だいぶ苦労しとったみたいやな。結局使わず地下室行きになったもんばっかや』
なるほど。それを借りようというのか、良いアイデアだが許して貰えるだろうか。ルシアの意図を察したシマ君は困ったように眉間にシワを寄せた。
『けど、そないけったいなネズミに通用するか分からんで? 扱いも難しいしな。この中で筋力と器用さが三桁突破しとって、「力加減」か「精密動作」をLv50以上まで育てとるヤツおるか?』
どうやらステータスとスキルが基準に達しないと扱えないらしい。皆自分のカードで確認するが、一様にガッカリしたような表情をしていた。無理か。ならば俺はどうだろう。最近確認してなかったからどうなってるか分からなかったのだが……
名前 カトー (Lv60)
種族 人間 26歳
職業 魔法使い(Lv62)
HP 1511/1511
MP 870/870
筋力 143
耐久力 181
敏捷 159
持久力 204
器用さ 125
知力 133
運 192
スキル
ウォーターヒール(Lv36)
ウォーターポール(Lv11)
ウォーターカッター(Lv30)
ウォーターミスト(Lv13)
ウォーターキュア(Lv12)
ウォータージェイル(Lv7)
マッスルミスト(Lv3)
マッスルカッター(Lv3)
マッスルポール(Lv3)
索敵(Lv47)
力加減(Lv62)
自動MP回復(大)
成長促進(最大・限界突破・効果範囲:登録制上限40人・現在閲覧不可状態)
短剣(Lv18)
遠見(Lv3)
犬の鼻(閲覧不可Lv5)
職業スキル
木こり(斧Lv13 鉈Lv8 植物素材採取Lv17)
※ミラクルパンツは爆発寸前なまでに滾っている!
いや、やめてくれ。
女性ばかりのこんな状況でそれはやめてくれ。頼むから、最近出番が無くて溜まってんのは分かるから、爆発とかはやめてくれ。
……なんだか一気に冷や汗が吹き出たが、とりあえずカードを見る限りステータスは条件を満たしている。シマ君に報告しよう。
「俺は条件をクリアしているぞ」
『さよか。なら兄さんに罠を預けるわ。おあつらえ向きのヤツがあるんやけど、使い道が無くて今まで放置しとったんよ。ほな地下室行くけど、ついて来るのは兄さんだけにしてや』
「……何故だ?」
尋ねると、シマ君は困ったような顔をして答える。
『危険なもんばかりやからな。下手に触って誤作動したら、兄さん以外は即死するかもしれん。良くて身体の一部が挽き肉になる、みたいな感じやな』
空気が凍りついた。
地下室は工房の隅にある扉を開けた先の、石造りの階段を下りた所にあった。小学校の体育館くらいはあった一階に比べて、ここは学校の教室二つ分くらいだろうか。しかしシマ君の言う通りガラクタとしか言いようの無い物で溢れかえっており、狭苦しさを覚える光景が広がっていた。俺の背ほどに積み上げられたガラクタの山が四方八方にあり、圧迫感さえ漂わせる。シマ君は壁にあるスイッチに飛びついて明かりをつけると、早速ガラクタの山をあさり始めた。
「おいおい、そんなに無造作に触って良いのか。誤作動は……」
『ん? ああ、あれ嘘や。マレビト連中は安全性に関して神経質なくらい気を配っとったから、誤作動なんてまず無いやろ』
………。
『ただ安全やからってちょっかい出されても困るからな。あのフレイって子、トイレのウォシュレットで遊びよったから、念のために脅しといたんよ』
「すまなかった」
子供かよ。いやまだ子供と言って良い年齢か。だからってウォシュレットで遊ぶとか……
『あった、これや』
そう言いながらガラクタの山から引きずり出してきたのは、何やら金網みたいな物を何重にも折りたたんだ物体だった。折り畳み式の網篭だろうか。それにしては、所々に鎖がついていたり、その鎖にも分銅のような物がついていたりと物々しい。
「これは?」
『手順に従って開いてくと、2メートル四方くらいには広がる罠や。中心に餌を置いて、それにターゲットが飛びついたら重みに反応してガバッと一気に畳まれて行く。んで、最後に端っこについた鎖がグルングルンに巻きついて身動きとれんようにする、ちう仕組みや。これ開いて固定したりすんの、力もいるし大変なんよ。兄さんなら問題なさそうやけどな』
なるほど、それは普通にネズミ取りとして使えそうだ。しかし便利そうに見えるのに、何故使わなかったのだろう。それを尋ねるとシマ君は悲しそうな顔をしながら言った。
『特上の肉を焼いて置いてみたら、仲間が引っかかったんよ』
………。
……うん。
『あと敵がメカばっかで食いつかんかったというのもある』
馬鹿だろ。間違いなく馬鹿ばっかだろ、マレビト軍団。
『ちなみに、俺は四回引っかかった』
救いようが無い!
「そんなんでよく勝てたな」
『ポコのおかげやな。使える罠と使えない罠を判断して、仲間の性格や行動パターンを考えながらベストの位置に仕掛けてくれたんや。おかげで、被害は最小限で済んだ。俺も尻尾と足を折るくらいやったからな』
「重傷じゃないか」
罠の効果は抜群のようだ。これは仕掛ける俺も注意しなければならない。
『けど今回のネズミもパワーだけなら結構凄いみたいやし、この罠でも動きを止めれるんは数分だけかもしらんで?』
「その数分のアドバンテージが大きいんじゃないか。動けない間に仕留められるかもしれないし、それが無理でも小さくないダメージは与えられるはずだ。戦闘を有利に進められるなら活用しない手は無い」
『……まぁ、兄さんがええんやったらそれでええんやけどな』
ええんよ。
俺はホクホク顔で罠を小脇に抱える。これでヤツとの戦いで有利に立てるだろう。少しでも仲間を危険にさらすリスクが軽減出来るなら嬉しい限りだ。
『一応言うとくけど、仕掛けるんは明日にしとき。もう暗いし、天気も今夜が一番悪いみたいやからな。今夜はここで一泊するとええわ』
「ん? ああ、さすがに皆も疲れてるから御厚意に甘えるよ。そのかわり、今夜の食事は奮発しよう。食料はかなり持ち込んでいるから、シマ君も期待してくれて良い」
『ホ、ホンマか!?』
俺の言葉にパッと明るくなるシマ君。ふむ、ずっと森にいたら美味い食事にはなかなかありつけないだろうからな。ここは沢山食べて貰って、目一杯喜んでもらおうじゃないか。
「まかせろ。鳥の丸焼きから新鮮な魚料理まで、ありとあらゆる品揃えで君を満足させてやろう」
『まるで料理の総合デパートやー!!』
どこかで聞いたようなセリフを言うシマ君に思わず苦笑いを浮かべながら、俺たちは地下室を後にするのだった。
……誰だよ、シマ君に変なネタ仕込んだやつは。




