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第92話『決戦前夜 ――集う仲間と迫る影』

夜の街は静まり返っていた。だが、その静けさの裏で、決して小さくはない嵐が近づいていた。


リュウジは仲間たちを自社の地下にある作戦室に集めていた。壁一面に映し出されたホログラムには、政府中枢とつながる秘密組織の拠点が赤く点滅している。そこが、彼らがこれから乗り込むべき決戦の舞台だ。


「いよいよ、だな」

リュウジの言葉に、場の空気が張りつめる。


サクラが腕を組み、鋭い瞳でマップを見つめる。

「ここに潜入するのは、まるで敵の心臓部に飛び込むようなもの……でも、それをやらなきゃ未来は変えられない」


一方、かつて敵だったはずの元上司・黒田が口を開いた。

「……俺も行く。俺が関わった罪を、ようやく精算する時が来た」


意外な言葉に場がざわつく。しかしリュウジは短く頷いた。

「お前が本気でそう思うなら、拒む理由はない。けど……裏切った瞬間、容赦はしない」


「それでいい」黒田は自嘲気味に笑う。


仲間たちの視線が交差する。かつて敵対した者さえも、この戦いのために同じ場へと集まったのだ。


――そのとき。


突然、警報音が鳴り響いた。

「敵影接近! この拠点がすでに割れてる!」


場に緊張が走る。リュウジは即座に指示を飛ばした。

「全員、迎撃態勢! こいつら、俺たちが動く前に潰すつもりか!」


重たい空気が一変し、仲間たちは戦闘の準備へと駆け出していく。


リュウジは静かに拳を握りしめた。

――明日ではない。決戦はもう始まっているのだ。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

第92話では、いよいよ「決戦前夜」として仲間たちが集い、そして敵の動きが目前に迫る場面を描きました。


かつての敵であった黒田の参加、そして拠点が狙われる緊急事態。

もう後戻りはできません。

次回からはついに「最初の衝突」、物語が大きく動き始めます!


この先も一話ごとに熱量を込めて描いていきますので、ぜひ最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

もし「面白かった!」「続きが気になる!」と思っていただけたら、ブックマークや★評価で応援していただけると大変励みになります!


それでは、次回もどうぞよろしくお願いします!

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