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第36話『裂けた理想 ――迫る内乱の影』

王都は緊迫した空気に包まれていた。

リュシアは執務室の窓から遠く東の地平線を見つめる。

そこには、かつての盟友レクスが率いる独立派の軍勢が集結しつつあった。


「時間がない……」


側近のユウトが低く呟いた。

「もし、このまま動かなければ、内戦は避けられません」


リュシアは深く息をつき、拳を固めた。


「私たちは国を割らせない。

でも、力だけではなく、言葉も武器にしなければ」


 


   ◇ ◇ ◇


 


一方、サリスのレクスもまた、集まった将兵たちに語りかけていた。


「私たちの戦いは王都への反逆ではない。

この国を真の民のものにするための聖戦だ!」


熱狂する兵士たちの声が響く。


「リュシアに最後のチャンスを与えよう。対話の場をもう一度求める」


 


   ◇ ◇ ◇


 


王都の会議室。リュシア、レオン、結月、カミラが揃う。


「対話の申し出があった。だが今回は慎重に進めるべきだ」


カミラの言葉にリュシアは頷く。


「私が直接行く。どんな結果になっても、国を守るために」


 


   ◇ ◇ ◇


 


夜明けの前、リュシアは単身でサリスへ向かう。

その背には、国家の未来と民の命が託されていた。


「裂けた理想を繋ぐために、私は最後まで戦う」


その決意を胸に、彼女は足を進めた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今回は内乱の危機が目前に迫り、リュシアが国家の未来をかけて決断を下す重厚な展開となりました。

分断された理想を繋ぎ、民を守るための彼女の強い意志が描かれています。


次回はいよいよ、運命を分ける最後の対話が訪れます。

皆さまに楽しんでいただけるよう、より一層物語を深めていきますので、どうぞお付き合いください。


応援いただける方は、評価やブックマーク、感想をお寄せいただけると大変励みになります。

皆さまの声が作品の力となります。心より感謝申し上げます。


次回もどうぞよろしくお願いいたします。

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