第16話『再び、異世界へ ――継ぎ手の旅立ち』
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第16話では、ユウトたち帰還者がついに異世界〈ティエラ〉へ再び足を踏み入れます。
彼らの旅は、ただの帰還ではなく、二つの世界の未来を左右する重要な使命へと繋がっていきます。
新たな出発と覚悟の瞬間を、どうぞお楽しみください。
廃倉庫の静寂を破り、リュシアの封印石がゆっくりと光を放ち始めた。
その光はまるで、二つの世界を繋ぐ架け橋のように揺らめく。
「これが私たちの道……」
リュシアは静かに呟いた。
ユウトたちは緊張の面持ちで見守る。
今度の旅は、ただの帰還ではない。未来を変えるための新たな挑戦だ。
リュシアの魔力が封印石から放たれ、目の前に次第に門が形を成していく。
揺らめく青い光の渦は、異世界〈ティエラ〉への入り口。
「行こう。もう迷わない。俺たちの戦いは、まだ終わっていない」
ユウトが力強く言う。
結月やリクト、カナエもそれぞれに決意を胸に、門の向こうへ足を踏み入れる。
――異世界の空気が彼らを包み込む。
懐かしい風、知られざる大地。
そして、かつて見たあの星空が広がっていた。
「ただいま、ティエラ……」
新たな戦いの幕が、静かに上がった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は異世界編再開の序章とも言える回でした。
新たな局面に向けて、キャラクターたちの決意と成長が描かれていきます。
次回、第17話では、王国再建に向けた具体的な動きと新たな出会いが訪れます。
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