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第104話 王宮決戦開幕

王宮の尖塔が夜空に聳え立ち、月明かりがその外壁を冷たく照らしていた。

悠真は仲間たちと共に、かつての栄華を誇る王城の前に立っていた。だがその姿は今や、陰謀と血に染まった舞台。


「……ここから先が最終局面だな」

悠真が低く呟く。

隣で玲奈が剣を握りしめ、真剣な眼差しで城を見据えた。


「私たちの全ては、この瞬間のためにあった。裏切り者も、失った仲間も――その意味を必ず取り戻す」


背後では、新たに加わった仲間たちが準備を整えていた。傷つきながらも再起を果たした者、復讐を胸に誓った者、そして信じる絆を取り戻した者。

それぞれの想いが交差し、ひとつの力となる。


「行くぞ!」

悠真の号令と共に、一行は王城へ突入した。


――城内は異様な静けさに包まれていた。

だがその静寂は、不気味なほどに計算されている。まるで彼らを待ち構えているかのように。


次の瞬間、暗がりから襲い掛かる刃が閃いた。

影のように滑り出た暗殺者たちが、一行を取り囲む。


「来たな……!」

悠真は杖を構え、魔法陣を展開する。仲間たちも一斉に武器を抜き放ち、応戦した。


閃光が走り、火花が散る。剣戟と魔法の轟音が石造りの廊下に反響する。

玲奈は剣で二人を斬り伏せ、尚美は背後から迫る敵を炎の矢で焼き払う。


「王城に踏み入る者は……ここで全て果てるがいい!」

敵の中心に立つのは、裏切り者のひとり――かつて仲間であった元勇者候補の男。

その目には狂気と歪んだ信念が宿っていた。


「裏切り者……! ここで決着をつける!」

悠真は叫び、仲間たちを率いて前進する。


その瞬間、王宮全体が震えた。

奥から巨大な魔力の気配が膨れ上がり、天井のシャンデリアが落ちる。


「……来るぞ、真の敵が」

悠真の言葉に皆の心が引き締まった。


王宮決戦――その幕は、今まさに上がったのだった。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

第104話「王宮決戦開幕」、いよいよ物語はクライマックスへと突入しました。

王城に潜む裏切り者、そして奥に待ち受ける真の黒幕――次回からはさらに緊張感が高まる展開となります。


これまで積み重ねてきた絆や因縁が、ついに一つの舞台でぶつかり合う瞬間です。

書いている私も胸が熱くなりながら筆を進めました。


もし「続きが気になる!」「決戦の行方を見届けたい!」と感じていただけましたら、

ぜひ ブックマークや評価、感想 で応援していただけると嬉しいです。

その一つ一つが、次の話を書く大きな力になります。


次回、第105話――いよいよ「裏切り者との直接対決」、そして「黒幕の姿」が明らかになります。

どうぞご期待ください!

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