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ゆいまーると元社長

作者: 星山亜美

この小説は事実を元にしたフィクションです

わたしは、芸術家「ゆいまーる」として活動している。芸術家「ゆいまーる」はまだあまり名前は知られてないが、小さな賞をちょこちょこ取っているので、そのときに注目されることはある。


わたしは、YouTuberの元会社社長と知り合いである。が、本当の名前でお世話になっているので、「ゆいまーる」のことは隠さないといけない。元社長と遊ぶときも、本当の名前を使っている。

逆に、わたしが「ゆいまーる」として活動しているときは、家族などごく一部の人を除いて、本当の名前を隠している。


有名になりたい気持ちはあるにはある。が、有名になってしまったら今ある日常が崩れてしまう…

そんなワクワクと恐怖が入り混じっている。本当の名前がバレたらどうしようかと。今いる場所から動きたくないという気持ちがある。目立ちたくない、

元社長さんの役に立ちたい…色々入り混じっている。


「ゆいまーる」として有名になるチャンスはあったが、そのときも裏方に回ってしまった。本当にこれで良かったのか、悩んだ。

でも、それが身の安全のためでもあるのだが…

有名になるということは、それだけ責任を負うことでもある。

元社長も、知名度はあるのだが、勢いが衰えてるような気がする。高齢だからだろう。後継者はいるのだろうか。そこが心配である。

が、わたしは芸術家ではあるがグラフィックデザイナーではない。なので手伝えることはとても少ないのだ。


わたしはいつも無力感を感じていた。

たまに開く展覧会は人少ないし、収入も少ない。

賞は取っているのでアマチュアではあるのだが、

プロとは言えない。


違う道を選べばよかったかな…と考えたこともある。芸術じゃなくてサラリーマンとか。でも私にサラリーマンは向いてない。わたしはわたしの好きなことしか出来ないから。


周囲の人の結婚で、周りに置いてかれたのかな…と感じたこともある。隣の芝生は…なのかもしれないが

どうしても周りがきらめいてるような気がする。

わたしはどうすれば良いのだろう。

より良い道を選べるようになりたい。

努力はするが限界を感じてる。

本当にこれで良いのだろうかと悩みながら、

時は過ぎてゆく。

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