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起きてすぐ日記〜面倒になる前の彼方へ〜

作者: 野球仮面

 はじめまして!野球仮面です!初投稿でなんだかよく分かっていないのですが頑張ります!!!!!

カントリーマアムと仮面ライダーとNARUTOやジャンプ全般の作品は大好物です。

全国のご当地カントリーマアムをたくさん集めるのが夢です!美味しい!!

みなさん寒くないですか?足紫色で寒いです自分は…寝たい!!!!!!頑張ろう

よろしくお願いします

 今朝、僕の周りは氷点下−15.5度を記録していた。僕はというと1層、2層、3層…4層にも及ぶ、柔らかくも、硬い防御力を誇る布団によってそんな寒さは微塵も感じはしなかった。母が朝から自室で眠る中学生の弟へこれあれだよ、なんだっけ…光るやつ、ダイヤモンドダストだよ–—そんな暗唱の度に現れる白い吐息と一緒に、僕の耳にまで鳴り響いている母の声は、登校の待ち合わせ時間が刻一刻と迫る弟を夢の崖から落とそうと必死な様子であった。いや、実際には見えないけれども、19年間も家族と過ごしていれば経験というものが働く。十分後、ようやく弟が中二階の階段から降りてきた。気持ちと共に下への階段を降りていったのが重くゆったりとした足音からよく分かる。それから僕は朝の慌ただしいニュース番組が終わり、穏やかな朝のドラマを頼りにしながら再び安らかな眠りへとついた。


 行ってくるからね–—母がそう告げたので、おそらく9時前だろう、しかしノンレム睡眠って奴のせいだろうか、普段なら寝起き一発目が眠気で勝っているのに今日は二度寝の方が眠気がひどい。それにこんな時に限って寒さが布団の隙間から入り始め、僕の体を犯しはじめていた。だから僕は抵抗できずに再び眠りについてしまうのはしょうがなかったんだ。

  “人生…結局布団に落ち着くよねぇ…”


 …寒い。寒すぎる…サムシングエルスかよ。

 もう十ヶ月ほど前だろうか、漫画を描く際に使用した高校の世界史の教科書と美術の授業で使っていた大きなノートをはじめとして、三年時に使っていた気まぐれに書かれている日記帳、そして大学のテストで使う為のこれまで講義で配られた資料、それらをまとめたファイルと言ったもの達が競技で3位くらいまでに入賞した人が登れるあのカクカクな山型のように机の左半分で連なっている。それも「ホ・コ・リ」を溢れ出さんばかりに。

 ……いわゆる散らかっている中、僕はその横でこうしてパソコンをカタカタといじっている…–—と言いたいところなのだが、寒くて、寒くて仕方がない。その為に体ばかりがカタ……カタカタ…カタ。カカカカカと捗るばかりである。

階段を降りてコーヒーを入れようか。家のコーヒー製造機はむずとコーヒー豆を事前に入れておけば1分もかからずに本格的なコーヒーを淹れてくれる優れ物である。しかもボタンによってカプチーノ、ブラック、カフェラテといった味を選べるそうだ。この文を書いている中でどういったものか調べた事で今知った事なのだが…以前親にここしか押すなと言われたので押しはしなかったが別の味が出るなんて……やってみよう–—

ダメだ、寒すぎて動けないんだよ。足は靴下を履いているものの亜日から冷気が漏れだしてくる感じが溢れ出ている。そしてもう一つ下へ降りれない理由が見つかった。昨日淹れたコーヒーがまだ少し残っているのだ。左の本棚の最上階に置かれている茶色いマグカップを覗いてしまったのだ。知らないという罪と知りすぎる罠とはこういうことを指すのか。


二時間ほどが立ってしまった。僕が通う大学の文芸科では主人公の「葛藤」が重要であると教わったわけだが、どうやら僕にとって現実問題そんなことは気が持たないらしい。

結局僕は下へと降りてから湯を沸かしている間に用を足し、テレビを点けた。湯が沸いたのでお茶漬けにして立ち食いをした。普段しないことをするのはなんだかワクワクした。もう食べ終わるという頃に半年前に録画したままの将棋アニメを四話分見始めた。その間に弟は中学校から帰宅し、母も徒歩1、2のところにある職場から帰宅し、犬の散歩へ向かい、父もその間に帰宅してきた。

弟がテレビの前のこたつに入り、しばらくコメディめいた物語が展開されていたのだが、父が帰宅した時と、父もテレビ前のこたつへと入るとアニメは急に重苦しい展開位のみとなってしまった。この回の進行具合はまだ半分ほどだ。それからも思い展開が続いたままアニメはエンディングが流れた。かろうじて次回予告は幾分か明るいものだったので少し気は取り戻せたかだろうか。そして録画欄を終了して立ち上がると、時計は午後の6時を過ぎていた。僕はその足で歩きながら冷えたコーヒーを飲み干し、コーヒ製造機のコンセントを刺したのだが、今淹れるとなるとお風呂や夜ご飯を経た事で冷たくなることは明らかだったので僕はさしたコンセントを再び抜いて空のカップを持って上の会の自室へと戻っていった。(わざわざ空のコップを持って帰ってきたのは既に薬を飲む際に同じ種類のマグカップを使っていたためであって、きっと二つマグカプが置かれていたら母は片方を食洗機に戻しかねないからである。少し付け加えるとコーヒーや牛乳といった類の、底に残る系の飲み物を使った方をなぜか残して、水といった他の飲み物を淹れてもさほど影響がないというやつを下げてしまう傾向にあるから油断はできないのだ。)

といった感じでカタカタと文字を打ち込んでいると時刻は6時30をすぎた頃だった。十分ほど前におやつができたらしかったので、そろそろ下に降りていこう。人並みの生活リズムで起きれば、この時間帯が一番脳が働くのかもしれない。(と言ってもこの時間は母の世間話の声が大きいのだが…)

こうして小説の主人公のような葛藤を持たなければ、しかし寒くて動きたくないというなんとも言えない日常的な葛藤は非常に激しいのかもしれない。早くおやつを食べに行きたいので今日はここまでとしよう。この後は–——考えるのもめんどくさいや……それにもう起きてすぐ日記なんかじゃないねこれ時間。



昨日の深夜に送られた想い人からのLINEをまだ返せていないことに少し気持ちが焦りながら。——–——課題…出してないやつもあるや…


読んでくださりありがとうございます!!読んでないで飛ばした方もきてくれておしょうしな〜【ありがとう】数字が漢字だったりそうでなかったりとしていますがそこは作者独特の雰囲気でそうなっているので不快感を与えてしまった方にはお詫び申し上げ得ます。これからも不定期ではあると思いますが何卒、野球仮面をよろしくお願いします!!!!!!!!!どうかお体にお気を付けて…

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