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7話

「やったー!」


「はい!お疲れ様!よく頑張ったね!」


冒険者ギルドに帰ってきた僕は受付嬢のラネさんのところに討伐依頼の確認のためにゴブリンの魔石を渡した。


魔石を確認し依頼成功と判断されたので依頼達成金をラネさんから手渡された。今回手に入れたお金は今まで稼いだことのないほどのお金だった。


「これなら何かおいしもの食べれそうだよ!」


僕は今まで生活するのにギリギリのお金しか稼ぐことが出来ていなかったので今回稼いだお金はいつものように生活をするならと 少しばかりお金が手に残るほどだった。


「ふふ、良かったわね!」


「はい!ありがとうございます!それじゃ失礼します!」


僕はラネさんに手を振りながら別れて冒険者ギルドを出た。お金は手に持っていると無くしたり盗られたりするかもしれないのでマジックポーチにしまうことにした。


「今回はどうしようかなー?」


僕は生活するお金を差し引いて余ったお金をどうしようか悩んでいた。貯金することも考えたが今日は何かおいしものでも食べたい気分になっていたのだ。


「あ、そうだ、まだ今日の分のガラガラ回してなかったや」


何食べようかな~と考えていると、ふっと今日の分のガラガラを回していないことに気がついた。


「よし、今から回そう!」


僕は1度宿に戻ってからガラガラを回すことにした。外でやると変に目立ってしまうし何が出るかわからないので迷惑が掛からないように人がいる外では回さないようにしているのだ。


「何が出るかな?」


僕はいつもガラガラを回す時には「何が出るかな?」と声を出すようにしている。これはガラガラの発動条件ではなく気分である。


「え?ショードケーキ?」


僕の眼の前に現れたのはショートケーキと言われる甘いものだった。


「なんだろう?これ?美味しいそうだな~」


ショートケーキは今まで出たことがなくてこのショートケーキがどう言ったものか僕にはわからなかった。


「た、食べてみるか」


このショートケーキと言うものは食べられるものだと言うことはスキルの効果で分かっているのでまず一口食べてみることにした。


「う、うまっ~~~!」


ショートケーキを手に取り噛り付いてみるとふわっとした甘さが口の中に溢れ出してきた。


「ふぅ~美味しかった!」


ショートケーキを食べて幸せな気持ちになった僕は布団に倒れこみそのまま眠りについた。

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