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この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

頭があなたに仕えたい!

作者:優菜
「……!!!い……、……めん……い……」

……すげぇ泣いてる、その子よりもでかい身体を抱きしめて。
腕の中にいるやつは、腕は脱力していて血を流していた。でも、その口元は微かに笑っていた。


「私のせいで……??」

……あーあ。そんな小さな子泣かしちゃダメだろ。


夢だってわかってる。わかってるのに、思わず手を伸ばした。放っておけなかった。何だか、他人事のように思えなかった。
抱きしめて泣く子の肩に触れた時、思った感情はただ一つ。





―――どうか泣かないで。俺が君を守るから。




何度も同じ夢を見る。目が覚めると忘れてしまう、なんてものではなく、目が覚めても覚えてる。でも、なんの夢なのか全くわからない。

そんな俺がある日目覚めた先は、魔法が存在する世界。そして、力がないことに涙を流す一人の少女。

「力を、貸して……ください。」
「俺がいる世界じゃ、俺、結構えらいんですよ?」

涙は女の武器、ってか?
それとも惚れた男の弱み、か?



「この腕、この命。あなたに捧げることを誓います。」
「私は……っ、」


俺、黒沼宇宙。一応、頭なんだけど、異世界で一人の女の子に仕えることにしました。



平和を望むあなたを、放っておけなかったんです。
泣くあなたの顔を、どうしても見たくなかったんです。
あなたが創る世界を、近くで見たいと思ったんです。
自分を、非力だなんて思って欲しくなかったんです。



平和を望む一国の長と、それに仕える異世界の頭が、魔法が存在する世界を平和にしたいと望む話。
Ⅰ,出会い編
目覚めた先
2017/11/24 13:14
幼き少女のために
2017/11/24 17:42
慣れた代役会談
2017/11/25 17:53
最初で最後の主
2017/11/26 00:13
この世界
2017/11/26 18:17
決闘、魔法、行動
2017/11/30 07:00
Ⅱ,ロゼオ救出編
俺の話
2017/12/09 09:56
奪う覚悟
2017/12/14 07:41
重きを置くのはその意思
2017/12/17 10:16
いざ、ロゼオへ
2017/12/18 07:05
可愛い妹
2017/12/19 07:22
『平和同盟』
2017/12/20 07:18
不思議な虹
2017/12/21 07:23
側にいて
2017/12/25 07:28
補佐に適する者
2017/12/26 07:23
魔法の能力
2017/12/27 07:25
ハロルド陛下へ
2017/12/28 07:52
夢~過去と現在
2017/12/29 07:35
私の意志で。
2017/12/30 07:52
皇王と予言、偶然と必然
2017/12/31 08:14
Ⅲ,魔法習得!!編
魔法発動の方法
2018/01/03 08:50
夢~あなたは……
2018/01/05 07:33
召喚獣
2018/01/06 08:16
直接魔法の威力
2018/01/07 12:06
人との出会い
2018/01/08 10:26
Ⅳ,誘拐大作戦編
名前の意味
2018/01/10 07:32
兄弟の過去~前
2018/01/11 07:42
兄弟の過去~後
2018/01/12 07:33
赤髪の男
2018/03/07 14:41
兄としての依頼
2018/03/08 09:51
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