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東方黒浪伝  作者: 三毛猫Z
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能力覚醒

毎日更新して行きたいと思います


「うーん……朝か」


障子の隙間から朝日が差し込む、幻想郷に来て始めての朝だ。そりゃ気分も上がる、いつもならぐうたらして二度寝をしているが今回は違う、素早く布団をたたみ、昨日のコタツの部屋に移動する、するとそこには朝ご飯を並べる霊夢が居た


「あ、やっと起きわね、朝ご飯冷めないうちに食べましょう」

「ありがとう、わざわざ作ってくれて」

「いいのよ、それじゃ、いただきます」


霊夢と向かい合うように座り俺も手を合わせいただきますをした後にご飯に手を付ける、目玉焼きに焼き魚、白いご飯に味噌汁とまさに一般的な朝ご飯だった


「うん、美味い」

「ん、ありがと」


俺が今まで食べてきた中でかなり上位の方に入るぐらい美味しかった、霊夢も次々と完食して行き、全ての皿がからになった


「「ご馳走様でした」」

「それじゃ、皿とか片付けとくよ」

「あら、気が利くわね」

「居候の身だからな、これぐらいしなきゃ」


再び手を合わせて合掌をしたのち、皿の片付けに入った、台所まで皿を運び、桶に入った水で汚れを綺麗に洗い流す、やがて皿洗いを終えて再びコタツ部屋に戻ると霊夢の姿はなく、代わりに置き手紙が残されていた、出かけてくるとだけ書いてある置き手紙の端の方に小さく「境内の掃除よろしく」と書いてあった


「ふぅー、やるか」


俺は外に出て、物置小屋から箒を取り出して落ち葉を集める、桜の木と思われる木には緑の葉が生い茂っているが、そのせいで木の下も大量落ち葉が様々な場所に落ちている


「頑張るしかないか」


俺は袖を捲り上げ、落ち葉を集めた



数分後


「以外と早く終わったな」

「あら、そうね」

「て、うわぁ!…なんだ紫か、驚かせないでくれよ」

「なんだはなによ」


俺の後ろに突如として現れたのは俺をこの幻想郷に連れてきてくれた恩人、八雲紫、霊夢の話によると結構歳を重ねているらしい、今回は日傘を差している


「霊夢なら出掛けてるぞ?」

「私が会いたかったのは霊夢じゃなくて。あなたの方よ、黒羽」


懐から取り出した扇子で俺を指しながら呟いた、表情はあまり読み取れないが、恐らく笑みを浮かべているのだろう


「で、俺になんのようだ?」

「あなたの能力を目覚めさせてあげようと思ってね」


そう言って紫は俺の頭を扇子で叩いた、するとただ叩かれただけなのに脳みそが揺れるような感覚に襲われ、地に膝をついてしまう。視界はグラグラと揺れ、まるで地震が起きているようだ


(な、なんだこれ!)

「ふふ、おやすみなさい」


さて、黒羽の能力とはいかに?!次回に続きます!

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