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登場人物
リリア・エルノア
本作の主人公。18歳。平民出身。地方都市で育ち、特別な才能も野心もないと自認している。空気を読むのが上手く、争いを避ける性格だが、内面はかなり頑固。「面倒なことに関わらず、静かに生きたい」が信条。13番目の婚約者に選ばれた理由は本人にも不明。
アレクシス・ヴァルディア
王国の第一王子。次代の国王候補。感情を表に出さず、婚約者候補たちを公平に観察しているように見えるが、実際は制度そのものに疑問を持っている。リリアを他の候補とは違う目で見ている。
セレナ・ローデン
第1婚約者。名門貴族の令嬢。幼い頃から王妃教育を受けてきた正統派。品行方正だが、内心では強い焦りを抱えている。
マルグリット・フェイン
第3婚約者。武門の家系出身で、気性が荒い。力と実績で王妃の座を掴もうとしている。リリアを「場違い」と見下している。
イーサ
王宮に仕える若い文官。婚約者候補の世話係の一人。リリアに比較的親切で、彼女の常識的な感覚に救われることが多い。




