旅の身空の女剣士は砂漠の遺跡で魔と対峙する
主人公のコレリーは二十三歳、剣術の師である養父の元を出奔し、今は武者修行の旅の途上にある。
砂漠で出会った若い歴史家ミノメールと一夜の恋を交わした縁で、彼の遊学の障害となる狂戦士と刃を交える事になった。
古の王家が残した遺跡に住み着いた戦士サンドラは、かつては親友と共に遺跡の財宝を狙いにやってきた盗掘者だった。だが腕利きの盗賊であった彼の親友はある日、遺跡の未調査地区で消息を絶ち、サンドラはその日以来、五年の長きに渡って遺跡に棲み続けている。
周辺を通る旅人や住民を襲っては残酷な略奪を繰り返すサンドラに人々は手を焼き、一時は観光の名跡だった墳墓からも人足が絶えた。
狂戦士を退治するために一人、遺跡に向かったコレリーがそこで見たものは……
砂漠で出会った若い歴史家ミノメールと一夜の恋を交わした縁で、彼の遊学の障害となる狂戦士と刃を交える事になった。
古の王家が残した遺跡に住み着いた戦士サンドラは、かつては親友と共に遺跡の財宝を狙いにやってきた盗掘者だった。だが腕利きの盗賊であった彼の親友はある日、遺跡の未調査地区で消息を絶ち、サンドラはその日以来、五年の長きに渡って遺跡に棲み続けている。
周辺を通る旅人や住民を襲っては残酷な略奪を繰り返すサンドラに人々は手を焼き、一時は観光の名跡だった墳墓からも人足が絶えた。
狂戦士を退治するために一人、遺跡に向かったコレリーがそこで見たものは……