2話 魔法の力
数十分歩いたところに湖が見えてきた。
そして、女が近づいて詠唱をした後、突然湖が割れていった!
「おぉ、どういうことだよこれは!?」
「1つ行っておくけど、魔法をくれぐれも人にやらないでね?
私は平和が第一なの、わかった?」
「もちろん、俺も平和主義者なもんでね」
「そう、ならいいけど」
こうして俺達は湖の中にある不思議な場所へと向かっていったのだった。
階段を降り、着いた先にはまるで入ってくださいと言わんばかりのポータルがあり、
俺が女に続いて入っていくと、そこには先程の森のような空間があるではないか!
「すげぇ!どんなことしたらこんな事ができるんだよ」
色んな驚きが多いが
”なぜこんなとこに来る必要があるのか”
という疑問も出てきた。
「一体何をするんだ?」
「気が早いわね、まぁいいわ、話してあげる
今からあなたにはサバイバルをしながら魔法を教えてあげるわ!」
「はぁ!?一体どうやってやるんだよ!
それに習得は難しいとかいってたじゃないか。」
「だ・か・ら、いつ私が1日、2日でできるとか言ったわけ?
もしかしたら数年このままかもしれないのよ?」
「まじか、異世界舐めてたわ〜ははh
じゃねえよ!せっかく転生したのになんてとこ来てしまったんだよ俺は!」
こんなことなら諦めときゃ良かったなぁ・・・
なんて遅いか
そして、ここから俺の魔法習得のための修行のようなものが始まったのであった。